第２章の「効率よく目標を設定する方法」を読むために、図書館で借りる。その他の章はパラパラと読んだだけ。
メモとしてレビューを記載する。

目標管理とは、目標によって人事や経営を管理する形成手法。
目標管理の効果＝視点を遠くに置き、組織全体の業務の中における自分の仕事の意味が把握しやすくなる。惰性ではなく、その意義を考えながら行うことができる。

目標は、数値化して把握しやすくする。
動機づけ＝①基礎的条件（組織のポリシーと管理、上司の指導・監督、給与等待遇、対人的条件、作業環境）＝②実践的条件（達成感、周囲の承認・賞賛、仕事の意義や面白さ、責任・権限、昇進昇格）。
また、動機づけには、目標設定に参画させることが重要。

＜目標の設定方法＞
①ニーズと・シーズを理解した上で設定する。
ニーズ：上司や会社の要求、関係先、職務上のニーズ。シーズ：知識、人脈組織、経験
②目標のたたき台を作る（何を、どのレベルまで、いつまでに）。
③何を優先するかを決める（品質レベル、資源予算、時間期限）
④サブ目標（下位目標）の設定
⑤会議や面接で動機づけ
⑥計画表・工程表などの文書にまとめる

非常にいい本だった。

「目標を設定し、いかに達成するか」これは仕事だけではなく、人生そのものに応用可能なフレームワークである。

私の場合、チャレンジングな目標設定ばかりをしており、達成できないものばかりであった。これを実現可能なものに設定できるコツも記載されており、この本を利用していくことで、適切な目標設定について大いに学ぶことができるのでは。