人間そっくりのロボット「カゲロボ」が学校や会社、家庭に入り込み、いじめや虐待を監視しているーーそんな都市伝説に沸く教室で、カゲロボと噂される女子がいた。彼女に話しかけた冬は、ある秘密を打ち明けられ……(「はだ」)。何者でもない自分の人生を、誰かが見守ってくれているのだとしたら。共に怒ってくれるとしたら。押し潰されそうな心に、刺さって抜けない感動が寄り添う、連作短編集。
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通して読み終わった第一印象は「なんかよくわからんかったんだが」というもの。
一周終わった後にうしろのあらすじを見たら「短編連作集」と書かれていたので「え、あの話は全部繋がってたってこと?確かにGが再登場したりしてたけど」と慌てて二周目を読んで、それでもいくつかの話に猫が登場してたくらいしかわからなくて、それにその猫も同じ猫かはわからなくて、つまりどの話にもロボット的なものが登場している世界観を指して「連作」とまとめているのかな、という解釈に落ち着きました。
9話収録。
ただ、単話で見た時にも雰囲気はいい話っぽいけど、けどちょっと煙に巻かれている感があるな、というのが率直な感想。
以下、気になった話をば。
《こえ》
怪作としての存在感。学校でいじめられていた〈中島〉は「鉄の箱」(p118)となって教室へ帰ってきた。いじめ主犯の〈ツチヤ〉、お前が中島の世話をしろよな!ということで、ツチヤは中島を抱えて授業を受けたり修学旅行に行ったりとさーんざん!面倒くなっちゃったから京都に置いてっちゃえ!と思ったら女の子に中島を盗まれた!?どうなっちゃうのー?
《ゆび》
これまた怪作。終末医療病棟に入院することとなった六十五歳の〈有子〉。この病院は「患者のどんな望みもかなえてくれる」(p155)という定評がある。ならばと有子は、四十年以上も前に自分に電車内で痴漢を働いていた、顔も名前もわからない誰かさんに会いたい、という望みを頼むが…という奇妙奇天烈な話。これって優しい話なのか??
うーん、全体的に読後感があまりスッキリしない。
不思議で変な作品群ではあるのだけど戸惑いが強いかな。
1刷
2025.3.25
ここにいるってこと
肯定するお話
現実と夢の境目は優しく
それもほんの少しだけ良い方に天秤を傾けて
☆2.8くらい
何も起こらなかったということが、ここにあった。
穏やかで幸せってそういうことなのか
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