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読書の技法 [電子書籍版]
佐藤優

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商品情報

  • 著者:   佐藤優
  • 発売日:   2013年05月02日
  • 出版社:   東洋経済新報社
  • 商品番号:   4650446980001
  • 言語:   日本語
  • 対応端末:   電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ

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商品レビュー(393件)

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ブクログのレビュー(393件)

  • 評価3.003.00
    投稿日:2025年03月24日

    この本の帯に書いてある数字には誰もが驚くだろう。

    「月平均300冊。多い月は500冊以上」

    だが、この数字にはカラクリがあった。それは下記の記述を見ればわかる。

    目を通している300冊のうち、熟読している本は月に4~5冊。1冊5分程度で処理する「超速読」が240~250冊。30分から2~3時間かけて読む「普通の速読」が50~60冊。(p26を要約)

    超速読の目的は2つ。
    1. 「自分にとって有益な本かどうか」、「時間をかけて読むに値する本か」の仕分け作業
    2. 「一部分だけを読めばいい」、「この箇所を重点的に読めばいい」と当たりをつける
    (p78を要約)

    つまり、約8割の本はさっと見ているだけ。時間をかけて読むに値しないと判断された本だ。時間は無限にあるわけではないので、読む本を選別するのは大いに賛成だ。しかし、普通は、選別で落とした本を「読んだ」とは数えない。


    梅棹忠夫氏は『知的生産の技術』の中で、次のように書いている。

    本は、「はじめからおわりまで読む」ものである。はじめからおわりまで読んだ本についてだけ「よんだ」という。ななめよみで一部分だけ読んだ場合には「みた」ということにしている。

    この定義に従えば、佐藤氏が「読んだ」本は、月に4~5冊だけだ。多少あまく見ても、「読んだ」という言葉の範疇に入るのは、約50~60冊だろう。

    以上のことを知ったうえで、本書を読むか読まないかを判断した方がいい。
    副題に『速読術「超」入門』とあるが、本書に書いてあることを完璧にマスターしても、月に平均300冊「読める」ようなるわけではない。多くの本が読めるようになりたいという目的では、読まない方がいい。


    本書は3部に分かれているが、重要なのは第1部である。それは、カバーの折り返し部分に書いてある要約で把握することができる。下記に引用しておく。この記述に興味を持たれた方、もっと詳しく知りたいと思った方は読むことをお勧めする。

    ■佐藤流「熟読」の技法
    1. まず本の真ん中くらいのページを読んでみる【第一読】
    2. シャーペン(鉛筆)、消しゴム、ノートを用意する【第一読】
    3. シャーペンで印をつけながら読む【第一読】
    4. 本に囲みを作る【第二読】
    5. 囲みの部分をノートに写す【第二読】
    6. 結論部分を3回読み、もう一度通読する【第三読】

    ▶熟読の要諦は、同じ本を3回読むこと
    基本書は最低3回読む
    第1回目 線を引きながらの通読
    第2回目 ノートに重要箇所の抜き書き
    第3回目 再度通読
    熟読できる本の数は限られている熟読する本を絞り込むために、速読が必要になる


    ■佐藤流「超速読」の技法(1冊5分程度)
    1. 5分の制約を設け、最初と最後、目次以外はひたすらページをめくる
    ▶超速読の目的は2つ
    本の仕分け作業と本全体の中で当たりをつける


    ■佐藤流「普通の速読」の技法(1冊30分程度)
    1. 「完璧主義」を捨て、目的意識を明確にする
    2. 雑誌の場合は、筆者が誰かで判断する
    3. 定規を当てながら1ページ15秒で読む
    4. 重要箇所はシャーペンで印をつけ、ポストイットを貼る
    5. 本の重要部分を1ページ15秒、残りを超速読する
    6. 大雑把に理解・記憶し、「インデックス」をつけて整理する

    ▶普通の速読は、新聞の読み方の応用

  • 評価4.004.00
    投稿日:2025年02月26日

    とにかく基礎知識。
    これは熟読でしか身に付かない。
    熟読は手順を踏んで3回読む。

    基礎知識を身につければ、読むべき本・内容に素早くたどり着ける。

    また、本筋とは違うが重要な人との関係を構築したい場合、1ヶ月以内にに3回会い、その後は3週間に1度は会うと考え方が参考になった。

  • 評価3.003.00
    投稿日:2025年02月01日

    著者の経験から読書に対しての技法、読み方が書かれている本。読書ノートをまとめたり、本に線を引くなどの読み方が合いそうだなと感じる人にはお勧めできる。個人的には、読み方より終わり方を意識するという考え方が参考になった。

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