写真:フリント
水切りカゴを無くすこともできる
デンマークのティータオル
僕の周りのキッチンには、洗った食器を乾かすための水切りカゴがありません。何年も「いい水切りカゴ」を探し続けましたが、決定打のないまま日々を過ごして必要に迫られた結果、水切りカゴを使わない方法を自ら編み出しました。僕はもう水切りカゴを使わないだろうし、欲しいと思うこともなさそうです。洗った食器をどうやって乾かしているのか?厚手のティータオルを二つ折りにして敷き、そこに置いて乾かしています。『ティータオルが濡れてうまく乾かないのでは?』とよく聞かれますが、厚手で吸水力がある物なら乾きます。完全に伏せてしまうと食器の内側が乾かないので、箸やカトラリーを挟むなど工夫して置けば乾いてくれます。また、洗い物が多い時はティータオルを敷く場所を確保するだけで乾かす場所を増やすことができるのは便利です。そして、水切りカゴという大きな常設道具をキッチンからなくすことができ、キッチンを広く活用できることが何より素晴らしい。ちなみに、これは、どんなティータオルでも同じ使い方が可能です。ただ、刺し子のような織りから生まれる厚みや、コットンならではのお手頃さ、バランスの良さから、僕の生活ではいつもEGYPTを活用しています。また、キッチンが小さくて洗いカゴを置くことができないような場合にも大活躍です。もちろん、洗い物をたくさん置けば、すぐにビチョビチョになります。使い終わったらなんとなく掛けて乾かしておき、毎日洗濯する、そんな付き合い方で僕はうまくやっています。ただ、この使い方は合う合わないがあると思います。合わなかった場合は、次の段落を読んでみてください。
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