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時代の転換点は、すでに静かにやってきているーー。
2020年10月7日、かつて全世界の企業でもトップを誇ってきた石油資本エクソン・モービルの時価総額が抜き去られた。
エクソンをエネルギー界の王座から追い落とした企業の名はネクステラ。米国でも誰も知らないような、フロリダの地方電力会社だ。だが彼らは風力発電、太陽光発電のシェアで全米をひそかに席巻し、この10年でその株価は5倍にもなっていたのだ。
もはや再生エネルギーはファッションではない。20世紀の象徴たる石油を抜き去り、再エネこそが21世紀のビジネスの主戦場となったことが、ここに明らかになったのである。
新時代の再エネの巨人「グリーン・ジャイアント」たちは、すでにカーボンニュートラルの世界での覇権をめぐって激しい競争を繰り広げているのだ。
本書では、日本の各業界、政府が内心わかっていながら目を背けてきた「世界の再エネビジネスの最前線」を、米国からあますところなくレポートする。
ネクステラ、エネル(伊)、イベルドローラ(西)といった知られざるグリーン・ジャイアントたちの成長戦略とは。
炭素税導入で先を争う欧州各国。
世界最大のCO2排出国ながら、風力・太陽光にも巨大投資を行う中国。
デンマークの洋上に林立する巨大風力発電の風車。
CO2排出案件からの撤退「ダイベストメント」を叫ぶ投資家たち。
GAFAMもカーボンニュートラルを宣言。
「植物肉」で牛肉を減らし、「牛のゲップの温室効果」を止める。
ビル・ゲイツが建設する次世代原発「ナトリウム原発」とは。
京都議定書の「Kyoto」が環境の代名詞だった時代は過去のものとなり、気づけばCO2削減ビジネスの潮流に乗り遅れていた日本。グリーン・ジャイアントに支配される新世界でカーボンニュートラルを達成するために、われわれはエネルギーと、そして原発とどう向き合えばいいのか!?
ここまでトータルに現在の世界のエネルギーを論じた本はかつてなかった。気鋭の記者が渾身で書き下ろす警世の書!
エクソン石油の時価総額を、無名の再エネ企業が抜き去ったー。彼ら「グリーン・ジャイアント」はいかに台頭してきたのか?気候変動対策はもはや、ファッションではない。カーボンニュートラルを制する者が世界経済を制するのだ。気鋭の在米記者が世界の環境ビジネスの最前線、そして出遅れる日本の現状を斬る!
第1章 カーボンニュートラル狂騒曲/第2章 グリーン・ジャイアント/第3章 気候変動とマネー/第4章 テスラとトヨタ/第5章 気候変動とイノベーション/第6章 Z世代と資本主義の「次」/第7章 日本に残された勝ち筋
森川潤(モリカワジュン)
NewsPicks副編集長、ニューヨーク支局長。1981年、アメリカ・ニューヨーク州生まれ。トロント大学留学、京都大学文学部卒業後、産経新聞社入社。2009年東京本社経済本部。2011年週刊ダイヤモンド編集部へ。エネルギー業界を担当する。2016年NewsPicksに参画。ニューヨークで経済、テクノロジー、カルチャーの最前線を追うとともに、Quartz Japanを立ち上げ、創刊編集長に。動画記事も多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カーボンニュートラルによって、ニュービジネス、イノベーションの可能性が生まれている。
それによってグリーンジャイアントが台頭し、日本は遅れをとっている。
自分が今、環境にとって何をしなければいけないのか?
働き方や生き方を考えさせられる本です。
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グリーンジャイアントという書籍のタイトルに惹かれて購入。グリーン、緑は環境保護の代名詞で、つまり、環境保護に注力している巨人たちと言う意味ではないかと思ったが、本書を読み進めると、やはり、そのようで、新時代の再生エネルギーの巨人「グリーン・ジャイアント」たちが、すでにカーボンニュートラルの世界での覇権をめぐって激しい競争を繰り広げていることがいろいろ書かれていて、おもしろかった。
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CO2削減ビジネスの潮流に乗り遅れていた日本,われわれはエネルギー,そして原発とどう向き合えばいいのか!?ここまでトータルに現在の世界のエネルギーを論じた本はかつてなかった.気鋭の記者が渾身で書き下ろす警世の書!やっと気候変動にカネを使い始めたのが現状である.その手法として全て2番煎じになったが,現在の火力発電所をアンモニアで動かす手法が注目されている.石炭からアンモニアに変えて燃やしてCO2を削減する事です.実際愛知県の発電所で2021年6月から実証実験が行われています.2030年には石炭火力は全て停廃止.ただまだ細かい技術的問題点はあるようです.多くのページを用いて日本に残された勝ち筋として紹介されています.
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体系的に現況が理解できました。
菅さんはスマフォ料金値下げによるデジタル化、カーボンニュートラルの提唱等、いい事やってるのに国民の人気は低かったなぁ
中国のCO2排出量だけで世界の3割、2位のアメリカはその半分…ESG実施観点でのネガティヴ/ポジティブスクリーニング
再生可能エネルギーを中心とした世界の動きをフラットに解説。イデオロギーはほぼない感じ。
迷走しないように政府は動かなければならない。
民主党の大きな間違い。
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