図書室で夢中になった『秘密の花園』『小公子』、でも本が無い家だったので愛読書はなんと『家庭の医学』だった。13歳で出会った『アンネの日記』に触発されて作家を志す。オースター、ブローティガン、内田百けん、村上春樹……本への愛情がひしひしと伝わるエッセイ集。思わぬ出会いをたくさんもたらしてくれた『博士の愛した数式』誕生秘話や、愛犬の尻尾にふと白毛を見つけた感慨なども。
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こうやって読みたい本は増えてゆく。もう抱えきれないくらいなんだけどなあ。
読むことでも、書くことでも、世界は広がってゆく。
小川洋子先生、圧倒的に自分の内面をさらけ出すエッセイよりも赤の他人とか隣人だとか、社会的第三者と接しているネタのときのエッセイが圧倒的に読みやすいしおお…と思わされるのを書いていてなんか…なるほど…って思った……
書いているものと人格ってか、人当たりはやっぱり乖離するもんなんだな…
少なくとも”小川洋子”はそういう作家だったんだな…
子どもの頃に読んだ本についての思い出、影響を受けた本、飼っている犬の話、食卓日記などのエッセイ。いろんなことがちりばめられていて飽きなかった。何冊か読んでみようと思える本にも出会えた。
一番多く書かれていたことは影響を受けた本への思い。同じ本を読んでいても細かいところ、深いところに気づくのが作家になる人なのかもと思った。
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