1,232円(税込)
『残酷な天使のテーゼ』『淋しい熱帯魚』で人気の作詞家がトルコ人元夫との超劣悪婚の全てを赤裸々に告白。金の亡者となった彼に買ったものは、マンション、車、ホテル。そして旅行会社までも設立する羽目に。愛を信じて結婚したのに、やはり愛だけでは足りないのか。ダメージラブから脱出したいあなたに贈る究極のバイブル。
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出版された時から気にはなっていたが、あまりにもミーハーだなぁと(ミーハーなんだけど)避けていたが、とうとう読む。
スケールが違う。すごい人だなぁと思った。
かなり前の「じっくり聞いタロウ」で衝撃を受けた及川さんの話。
詳しく知りたいという野次馬センサーが働いて読んでみたものの、想像以上の(相手の)タカり具合や言動にドン引き。
手渡した額は桁違いだし、相手の出方もかなり酷いものだけど、及川さんの「このお金を渡すことで良い方向に…」とどこかで思って渡してしまう気持ちはなんとなーくわかるかも。
少なくとも「絶対おかしい」と全否定はできないかな…
年平均3000万円を稼ぐ人気作詞家が火遊びと刺激を求めてトルコへ。そこで知り合ったトルコ人と出会ってから別れるまでの13年間を綴った本。関西人らしいさばさばした価値観と物言い。作詞家らしく、感情表現の巧みさが普通の物書きにはない豊かさがあった。時系列が整っていないのに、独特のリズムがあって、悲惨な話のはずなのに、読んでいて何とも心地が良かった。不思議な読みこごちの本。これだけ大変な目にあってるのに、常に前向きで暗くなく、体験したくはないが、人生の醍醐味を疑似体験させてくれたようで大変に好感を持った。
ただひとつ難があると思ったのは離別のディテールがわかりにくかったこと。この部分に関しては、もう少し手を入れた方がよかったかも。
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