乳癌と闘いながら、懸命に仕事を続ける、泣き虫先生(「雨に濡れて」)。診療所を守っていた父を亡くし、寂れゆく故郷を久々に訪れた勤務医(「百日紅」)。三十年間地域で頼りにされてきたクリニックを、今まさに閉じようとしている、老ドクター(「終診」)。医師は患者から病気について学ぶのではなく、生き方を学ぶのだーー。生命の尊厳と日夜対峙する、十人の良医たちのストーリー。
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ラジオ深夜便の朗読に聴き入ってしまって
翌日(今日)本屋さんで探し購入しました
深夜便での朗読は「顔」でした
ファンになりました
しんみりと寂しさを憶える。でもその狭間に、ちらほらと医師の良心を垣間見ることができる。「アヒルおばさん」のショットグラスには戦慄に近い恐怖を覚えるものの、結末にホッと胸をなでおろした。
地域の医師・開業医の重要な役割、守備範囲の広さ、診療において根底で大切なことを改めて学んだ。
総合病院勤務医の仕事とは根本的に違うし、人間力が問われる。
医師として専門性を突き詰めることも大切だけど、同じくらいか、もっと大切なことを改めて気付かされた。
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