日本では、様々な種類のEU産の食品・飲料が入手できますが、
日本とEU間の経済連携協定(EPA)によって、
さらに、ヨーロッパの食材が身近な存在になりました。
厳選されたヨーロッパの食材は特別な日だけでなく、
普段の日本の食卓にもマッチします。
日本食に取り入れたり、日本の食材と合わせて、組み合わせは自由自在。
あなただけのパーフェクトマッチを探してみませんか?
ヨーロッパの食材といえば、どのようなことを思い浮かべますか?
ここではヨーロッパ食材を日本の食卓に取り入れるメリットをご紹介します!
ヨーロッパの食材は、トップレベルの農業技術や最新の生産・加工方法はもちろん、生産者から食卓までの一貫した厳しい基準や品質管理により、その品質の高さが保証されています。
ヨーロッパの品質制度は独自のものであり、特定の製品を保護し、伝統的な生産方法を推進しています。独自のラベル表示は製品の信頼性や品質の高さ、厳しい安全基準を遵守していることを示しています。
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特定の地理的領域で受け継がれたノウハウに従って生産・加工・製造された農産物、食品、飲料が対象です。
日本でもなじみのあるものでいえば、パルミジャーノ・レッジャーノ(伊/チーズ)、シャンパン(仏/ワイン)、パルマハム(伊/ハム)などが挙げられます。
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特定の地理的領域と密接に関連した農産物、食品、飲料が対象です。生産・加工・製造の少なくとも一段階がその地域で行われていなければなりません。
有名な例として、フランスのバイヨンヌ産生ハムや、イタリアのシチリア産ブラッドオレンジが挙げられます。
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オーガニックロゴは、政府の管理局や団体がオーガニックと認定した商品にのみ適用されます。
少なくとも商品の95%が有機原料で、残りの5%もより厳しい条件を遵守したものであることを示しています。ロゴの横には、管理局が付与したコードと、製品の原材料の生産地が記載されます。
ヨーロッパには厳しい衛生・安全基準があり食品や飲料の生産や加工、農薬の使用からパッケージに至るまでのいくつもの工程を以下4つの基礎原則に基づいて管理しています。ヨーロッパ基準を満たした食品を安心して、お楽しみください。
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衛生管理により、万が一疫病が発生した場合にも厳格に監視し、処理することが可能です。家畜の移動は履歴が記録され、個体別に追跡できます。
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疫病や害虫の根絶により、
種子や植物の健康を守っています。 -
農家から販売店、レストランまで食品に関するすべての事業者は、汚染に関する厳しい基準が設定されています。
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EUの家畜の餌や食品には、
汚染に関する厳しい基準が設定されています。
飼育にはさまざまな技術が用いられ、品種は古代ヨーロッパにまで遡ることができます。EUで飼育される牛・豚は個体ごとに登録されており、農場から精肉店、飼育から肉の取り扱いに至るまで高度な安全対策と管理によって、とても安全で高品質です。
様々な地形、気候、伝統によって、ヨーロッパでは多種多様な製品や味の乳製品が生み出されています。ソフト、セミソフト、ハード、ブルーチーズ、フレッシュチーズなどを含め、様々な食感や味があります。その品質は、食の安全規制や製造技術の革新はもちろん、何世代にも渡って代々受け継がれてきた生産者の専門知識にも支えられているのです。
クオリティの高いオリーブオイルづくりの長い歴史があります。オリーブやオリーブオイルの安全性は、木やオリーブの健康保護対策によって保証されており、トレーサビリティに関する厳格な規定が設けられています。
EU産の果物や野菜は、理想的な気候、土壌、栽培条件のもとで収穫されています。安全・安心で魅力的なものばかりで、漬物、発酵、乾燥など地域によって異なる保存技術が使われています。また、EUは安全な有機栽培のために農薬の使用を規制しています。
ヨーロッパの各所では、驚くほど多くの高品質なワイン、ビール、スピリッツ(蒸留酒)が生産されており、日本でも多くの方々に愛されています。その品質は、厳しい安全基準によって規制された原材料と、伝統的な生産方法に守られています。
それぞれのEU加盟国・地域では、バラエティ豊かな伝統的な焼き菓子やスイーツがあります。いずれも良質な原材料を使って、信頼できる製法や厳しい安全基準を守り、つくられています。