世界が急激に変わりつつあるのに、古い価値観にしがみついていては生きにくくなるばかり。ほんの少し、アタマを切り替えてみる。その軌道修正がやがて大きな方向転換をもたらすのだーー。「ポジティブシンキングは落ち込みのもと」「働き盛りに目標値を下げてみる」「節制は心にも身体にも悪い」「年をとったら浪費しよう」など幅広い視点から、現代日本の長寿社会に適した発想の転換を提案する!
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『80歳の壁』を始め、刊行する著作が次々とベストセラーになっている著者が、「ほんの少し、アタマを切り替えてみる。その軌道修正がやがて大きな方向転換をもたらす18年前に発表した新書。
「節制は心にも身体にも悪い」「年をとったら浪費しよう」等の単元で発想の転換を呼びかける。
「『養生訓』は時代遅れ」
「コレステロールは高くていい」
「年寄りは禁煙しなくていい」
「メタボは気にしない」
「人生を楽しまないと癌になる」
「資産は子供に残すな」
「相続税を100%に」
「親の介護は日本の美風ではない」
「少し恥知らずになってみる」などなど、刺激的な提言が。
和田秀樹さんの著作、ブクログ登録は3冊目になります。
和田秀樹さん、どのような方か、ウィキペディアで確認しておきます。
和田 秀樹(わだ ひでき、1960年(昭和35年)6月7日 - )は、大阪府出身の受験アドバイザー、評論家(教育・医療、政治・経済)、精神科医(川崎幸病院精神科顧問)、臨床心理士、国際医療福祉大学大学院教授(医療福祉学研究科臨床心理学専攻)、映画監督、小説家、管理栄養士。
映画監督という紹介がありますが、40代になってはじめて映画を撮れたそうです。
本作に書かれていました。
本作の内容は、次のとおり。(コピペです)
世界が急激に変わりつつあるのに、古い価値観にしがみついていては生きにくくなるばかり。ほんの少し、アタマを切り替えてみる。その軌道修正がやがて大きな方向転換をもたらすのだ-。「ポジティブシンキングは落ち込みのもと」「働き盛りに目標値を下げてみる」「節制は心にも身体にも悪い」「年をとったら浪費しよう」など幅広い視点から、現代日本の長寿社会に適した発想の転換を提案する。
本作で興味をもったのは、P109に書かれていますが、著者は、相続税を100%にするのが良いとの持論があるようです。
最も、この本が書かれたのは2009年のことなので、今でも同じ考えかどうかはわかりませんが。
渡部昇一さんは、逆に、相続税は0%にするのが良いとの考えのようです。
この辺は、両極端の考えであり、興味深いです。
精神科医の和田秀樹氏の著書です。
タイトルは「人生の軌道修正」という壮大なテーマになっています。
でも、内容的にはそこまで壮大ではありません。
常識と思い込んでいることは本当なのか?
疑って、違う視点から見てみたら、実は違うことも多いのではないか。
多様な価値観、視野で物事を考えることで、精神的な幸せを得られる可能性が高まりますよ。
という感じです。
良い悪い、真偽のほどは別にして、
視野を広げるヒント、生活ペースを変えるヒントが盛り沢山で、
新書として読んで面白い内容です。
こういう柔軟な発想って、知らず知らずに忘れてしまうんですよね。
ちょっと、生きずらいと感じている方は読むと心が軽くなるかもしれません。
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