十年ぶりに再会した昔の男。年下の彼が、年を重ねた私を「変わらない」と抱き寄せる。久々の体の重みと秘部を這う舌の感触に、疼(うず)きも潤みも蘇りーー(「枯れ菊」)。「ネクタイ目隠し」「ストッキングで両手拘束」親友チルがSNS に綴る“運命の彼氏”との情事にカオルは驚く。それはカオルが彼に教えた前戯であり、まだ彼との関係も続いていた(「オンナの友情」)。艶やかに溢れ出す極上欲情短編集。(解説・門賀美央子)
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短編集。二編目の「ボッちゃん」にニュー道後ミュージックと思われる劇場とそこでステージに立つ踊り子が登場。
文豪官能シリーズ第3弾!w
『桜の里』『ボッちゃん』『枯れ菊』『オンナの友情』『残月記』の5編を収録。
勃起のボッちゃんって!!www
恐れを知らない感じだわ〜!www
2019年、16冊目は、《パラボス・アウォード2019上半期》(気になる方は→ https://togetter.com/id/exparanoiaboss へ)初読み部門、第2位の花房観音の最新作。名作短編を下敷きに、花房観音流、現代官能にリミックスした、「文豪官能シリーズ」の第3弾。
今回は、タイトルに、一言コメントを添えて。
桜の里:『黄泉醜女』の世界観を踏襲したような一編。
ボッちゃん:やや、コミカルな空気感。官能度はかなり低め。
枯れ菊:アラフィフのオッサンには、耳が(読んでるので、目か⁉️)痛いトコあり。異性として、「求められる」コトとは?
オンナの友情:現代風刺と、花房観音お得意、粘度高めの、女同士の駆け引き。官能度そこそこあるが、先述の部分の方が圧倒的に際立ってる。
残月記:おそらく、KM氏への、少し辛辣な、花房観音的レクイエム。官能度激低。
花房観音女史のツイッターもフォローさせていただいているので、「ボッちゃん」「残月記」は、リンクする事柄も納得。「文豪官能シリーズ」とあるが、花房観音一流の、コッテリ系官能は少しづつ影を潜め、官能的機能よりソレ以外の部分に惹かれる。元ネタ知らないと楽しめないというコトは全くない。文学音痴の自分、「枯れ菊」の元ネタはおそらく、全く知らないと思うし……。
最後に、「文豪官能シリーズ」の「官能」は、もぅ、いらない気さえする。「花房観音流文豪remixシリーズ」でいいんじゃない⁉️
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