「玉座に座った最初の近代人」と呼ばれる神聖ローマ帝国皇帝フリードリッヒ二世の巧みな外交により、イェルサレムではキリスト教徒とイスラム教徒が共存することに。しかしその平和は長続きせず、現代では「聖人」と崇められるフランス王ルイ九世が率いた二度の遠征は惨憺たる結末を迎え……。「神が望んだ戦争」の真の勝者は誰なのかーー。『十字軍物語3』を文庫第三巻、第四巻として分冊。
まだレビューがありません。 レビューを書く
登場人物の活き活きとした描写。これぞ塩野七生という感じ。
1巻冒頭は役者の紹介から入りやや退屈、やがて十字軍世界に引き込まれていき、サラディンの振る舞いに軽い感嘆の念を抱き、リチャード獅子心王の登場で最高潮の盛り上がり、その後はだれていく十字軍にどんよりした心持ちになり、ラストの聖堂騎士団の悲劇に涙。
王座に座った最初の近代人と呼ばれる神聖ローマ帝国フリードリッヒ二世の巧みな外交により、イェサレムではキリスト教徒とイスラム教徒が共存することになった。
2019/5/4読了
令和になって、最初に読んだ本であった。
十字軍は、聖都エルサレム奪還を目的とした、武力を伴う巡礼という扱いだったとの事。とは言え、200年くらいの十字軍の歴史の中で、エルサレムに近付けもしなかった事(第2次)もあれば、お付きの枢機卿がエルサレム再復のチャンスをブチ壊したり(第5次)、フリードリッヒ2世が外交交渉のみでエルサレム再復した(第6次)のを一切認めず、ルイ9世を送り込んでブチ壊したり(第7次)――そもそも、戦争はロクでもない事だが、神の名を借りて行われると、更にロクでもない事になるのだな、と思わざるを得ない。
ランキング情報がありません。
ランキング情報がありません。
電子書籍のお得なキャンペーンを期間限定で開催中。お見逃しなく!
※1時間ごとに更新
大白蓮華編集部
224円(税込)
松田正己
2,420円(税込)
安藤俊介
200円(税込)
黒川伊保子
440円(税込)
ユヴァル・ノア・ハラリ
4,400円(税込)