青色発光ダイオード、医療技術特許、CGアニメ、「浜崎あゆみ」……。特許や著作権などの知的財産権は、うまく活用すれば莫大な富を生み出す。先進国のビジネスはもはや、知的財産権を抜きにしては語れなくなった。知財ビジネス、知財振興政策の大競争時代に、世界はどう動き、日本はどう対応しようとしているのだろうかーー。「見えない戦争」の最前線をレポートする。
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2004年出版で情報が古いのが残念だった。
GDPがどんどん他国に追い抜かれている中、技術立国の日本が知的財産を武器にしなければ、世界と戦えないと思った。
日本は小さな土俵でしか物を見ていないし、柔軟じゃない。
企業、大学、政界、法曹界、協力すべきなのに、縄張り争いばかりで、知的財産を守るためのしくみが不完全。空回りしている。
もっと積極的に知的財産を守るべき。
理系出身の弁護士が必要だと思った。
日本の知的財産権を巡る2004年当時の状態をレポートした本。
タイトルに"戦争"とある割に、記述のスタイルは新聞のそれであり、良く言えば平静、悪く言えば平坦である。全体を貫く強いテーマ性も特に感じられず、日経の記者である著者が日頃仕事をする過程で集まった時事ネタを、あまり脈略もなく繋げた、まさに「レポート」、といった印象。
ただし、イェーリング著「権利のための闘争」を引用し、2000年代初頭の知財ブームを巡る国内の狂騒を、既得権益層と新興勢力による「闘争」と捉え、「闘争の現場」を巡る旅へ読者を招待すると(文中で間接的に)宣言しているので、個々の時事的な「紛争」を第三者視点でつらつらと記述していくことこそが、本書の意図だと言える。
その意味では、出版から10年弱立っており情報として相当に古い面は否めないものの、当時における知財の在りようが、癖なく要領よくまとまっており、小一時間で読める優良なレポートに仕上がっている。従って、☆3つ。
P.S.
ただ1点、著者の主観があまり見られない本書のなかで、ほぼ唯一といって例外が「ライセンス料をもっと稼げ」という主張であるが、パテント・トロールや個人発明家は別として、ライセンス料を目的として特許を取得するのは、得策ではない。ライセンスは、あくまで自社の弱みを補う際の交渉材料として用いるのが良い。詳しくは、丸島儀一著「知的財産戦略」に詳しい。
知財について知識を深めようと思って購入。
しかし、知財全般に関する話を期待していたが、
内容はとても具体的で、難しいというか、
あまり興味の湧かない事例が多く微妙だった。
また、知財関連トピックが幅広く出てくるが、
この本が発刊された少し古い時代のトピックのため、
あまり参考にならなかった。
ただ、普段あまり見聞きしない内容であり、
裁判のこととか法律関連の話に触れられたのはよかった。
特許に対する報酬問題は言い尽くされている感があるが、
特許出願されないノウハウ(企業秘密)に対する報酬問題なんかは
とても興味深い問題だなと思った。
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