616円(税込)
元子を恨む波子は楢林と別れ、大物総会屋をパトロンにクラブを開く。政治家秘書の安島を通じ、医大の裏口入学者のリストを手中にした元子は、橋田をおどし、一流クラブ、ルダン買取りの仮契約を結ぶ。しかし、橋田、安島らの仕組んだ罠が元子を待ち受ける。安島との一夜での妊娠に怯える元子の前には黒服の男たちが……。夜の世界に生きる女の野望を描くサスペンス長編。
電子書籍はこれだから困る。最後のページをパラパラ読めないのだ。
上巻は面白かった。
真面目な主人公が銀行で詐欺を働き、バーを立ち上げたり、敵をスカっと攻撃したり。
下巻も途中までがそうだった。が、最後に向かうに連れて・・・。
ネタバレだからもうこれ以上言わないが、上巻のスカっとした気持ちがマイナスへ転落したのはいただけないな。
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順調に欲望をかなえていく元子。予備校の理事長を騙し、一流クラブを手に入れようとする。破滅に向かって行くのが予想され、ドキドキする展開。元子の妊娠に何か意味があるのかと思っていたが、ラストでそうきましたか。伏線は回収されました。
めちゃくちゃ面白かった。
上巻から緻密に練り上げられていた構成が素晴らしすぎて、後半あまりの怒涛の展開に目が離せなかった。最後の最後まで本当に面白い。
古い作品だけれど旧仮名遣いなどは影響のない範囲で編集されているので読み易い。電話等の細かい所を除けば、最近の作品だと言われても違和感ないくらいだった。
主人公は勿論、それ以外の人物像も主人公の目線を通して恐ろしいほど生々しく描いていて、しかしそれがミスリードに繋がる作り込みが素晴らしすぎて鳥肌がたった。
ラスト怖い!
カルネの利益がそんなにないのに新店舗買おうとするのが意味不明だ。
元子はそもそも犯罪をしている。波子はわざわざカルネの上に自分の店出そうと喧嘩売ったのが悪い。元子はひとりで波子には協力者がたくさんいていいな。
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