織田信長によって一族を惨殺された怨念と、忍者としての生きがいをかけて豊臣秀吉暗殺をねらう伊賀者、葛籠重蔵。その相弟子で、忍者の道を捨てて仕官をし、伊賀を売り、重蔵を捕えることに出世の方途を求める風間五平。戦国末期の権力争いを背景に、二人の伊賀者の対照的な生きざまを通して、かげろうのごとき忍者の実像を活写し、歴史小説に新しい時代を画した直木賞受賞作品。
司馬遼太郎作品の中で初期の作品ですし、直木賞作品とのことでしたので興味を持っていました。忍者作品としては池波正太郎と並び称される秀作と思います。小説としての趣が強く出ていて、いろいろな情景を想起できるのが楽しかったです。
映画もあるようなのでそちらも見てみたいと思います。
0人が参考になったと回答
ランキング情報がありません。
ランキング情報がありません。
電子書籍のお得なキャンペーンを期間限定で開催中。お見逃しなく!
※1時間ごとに更新
知念実希人
99円(税込)
早見和真
1,683円(税込)
阿部暁子
1,870円(税込)
ぴあ
1,100円(税込)
子日あきすず
1,815円(税込)