737円(税込)
事故で婚約者を喪った額装師・奥野夏樹。彼女の元には風変わりな依頼ばかりやってくる。宿り木の枝、小鳥の声、毛糸玉にカレーポット、そしてーー。夏樹は額装の依頼品を通じて依頼人の心に寄り添い、時にその秘密を暴いていく。表具額縁店くおん堂の次男坊・久遠純は、そんな夏樹の作品の持つ雰囲気に惹かれ、やがて彼女自身にも興味を持つが。五編の連作集。『額を紡ぐひと』改題。
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この作者は西洋画のイコンの話も書いてるし、こういうジャンルがとくいなのかな。
頼めばなんでも額装してくれる額装師、奥野夏樹。
彼女はいかにして額装師になったのか。
登場人物の関係が複雑に絡み合って、少しずつ解けていく感じがとてもよかった。
額装の仕事を通して依頼主の秘密を暴くという一連の展開に作者さんの別作品を思い出し楽しみました。その後も気になります。
記憶の片隅に 追いやり 閉じ込めた 負の感情。
もがき苦しむ事から 逃れられても 心の奥底に
燻り続ける思い。
目を背けず 対峙する事で 額縁は その魂を 昇華へと導く。
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