信長の前に現れた、華奢な踊り手・加賀邦ノ介。妖にも似た魅力をもつ邦ノ介に、信長を慕う森乱成利の心はかき乱される。その胸中を察した明智光秀は、森乱にある取引を持ちかけるが……。信長、千宗易、家康ら戦国の猛者に対峙し、歴史を動かした流浪の芸能者の正体とは。時代小説界随一のスリルを誇る著者の最高傑作!
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戦国時代にセクシャリティを導入したきわめて斬新な小説。怪しき魅力を放つ加賀邦ノ介の登場で、男たちはかき乱される。そして歴史も動きだす…。驚きをもって読了した。快作。
出雲阿国は10代の頃から男装して各地の大名のもとを渡り歩き、信長、利休、秀次らの死にも関わっていた—-
だったらそのタイトルなんなのよ、と思ったが女とわかったら面白くないから仕方ないのか。
2021.5.18完了。
寵童小説が連チャンになり読み進めるが、森乱が少々イメージと違った。従順な小姓というイメージから這い上がるための一部姑息さを併せ持つ。業の章から面白くなってきた。こんなに絡み合うとは思ってもみなかった。
全編通して余計な背景をガッツリすっ飛ばしているあたり読みやすい。
なかなか面白い進め方だった。
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