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浪速府で発生した新型インフルエンザ「キャメル」。致死率の低いウイルスにもかかわらず、報道は過熱の一途を辿り、政府はナニワの経済封鎖を決定する。壊滅的な打撃を受ける関西圏。その裏には霞が関が仕掛けた巨大な陰謀が蠢いていたーー。風雲児・村雨弘毅(ドラゴン)府知事、特捜部のエース・鎌形雅史(カマイタチ)、大法螺吹き(スカラムーシュ)・彦根新吾。怪物達は、この事態にどう動く……。海堂サーガ、新章開幕。※【電子版あとがき】をはじめ、ストーリー上の出来事が一目でわかる【桜宮年表】や【作品相関図】、小説・ノンフィクション作品の【海堂尊・全著作リスト】、小説作品の【「桜宮サーガ」年代順リスト】など数々の電子版特典を巻末に収録!
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2024/11/25 読了
何度も挫折しながらやっと読み終えた。
第一部と第二部の時系列が逆だったり、第一部と第三部では別の話のような内容で正直頭の整理が追いつかないままだった。
個人的には喜国さんが登場した第一部後半が面白く、ここから繋がって広がって…と期待してしまったのでその後がいまいちピンとこないまま、終わりのふわっとした感じがまた腑に落ちない。
解説にもあったけどブレイズメスで桜宮市長秘書だった村雨が浪花府知事としての登場だとか、桜宮サーガとの繋がりが見られるとワクワクしてしまう。
久しぶりに海堂尊さんの作品を読みました。大変面白かったです。この作品がコロナ前と言うのには流石に驚きです‼️医療、官僚、政治家、中々現実味ありましたね。正直、私も今のままでこの国が良いとは思いませんが作者が理想とする社会、国を見たい気がします。
第一章 キャメル
関西最大の都市浪速府で新型インフルエンザの国内初の発症が報告される
この章は、コロナ禍に入る初期と状況がとても似ていて(実際は2009年のインフルエンザがモデル)当時としては近未来的な状況を面白く読みました
が、政府の発表するインフルエンザの情報が操作されているものである事を地元の医師は見抜きます
第二章 カマイタチ
この章では、なぜ情報が操作されて浪速府が経済的に孤立させられたか、その原因となった浪速地検特捜部の活動の章となります
カマイタチは、特捜部エースの別称
で、ここが複雑でわからない
突然登場人物がわらわら
「田口白鳥シリーズ」を継承しているらしく、その辺りを知っていたらもう少し理解できたのかも
第三章ドラゴン 終章
作者さんが目指したい医療制度、ひいては日本三分の計という日本統治システム、について書いているんだろうなーという程度にしかわからなかった
一冊で表現するには詰め込みすぎなのかな
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