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文明の災禍(新潮新書) (新潮新書) [電子書籍版]
内山節

660(税込)

商品情報

  • 著者:   内山節
  • レーベル:   新潮新書
  • 発売日:   2012年03月23日
  • 出版社:   新潮社
  • 商品番号:   4340008003871
  • 言語:   日本語
  • 対応端末:   電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ

商品説明

内容紹介

産業革命以来、「発展」のため進歩させてきた末の技術が、いま暴走している。その意味で、原発災害を原発だけの問題としてとらえてはいけない。これは「文明の災禍」なのである。私たちが暮らしたかったのは、システムをコントロールできない恐ろしい社会ではない。「新しい時代」は、二百年余り続いた歴史の敗北を認めるところから始めることができるのである。時代の転換点を哲学者が大きな視点でとらえた、渾身の論考。


商品レビュー(12件)

総合評価
 3.67

楽天Koboのレビュー(1件)

  • (無題)
    RYUPAC
    評価 3.00 3.00
    投稿日:2024年05月01日

    東日本大震災の復興をテーマに自然災害と原発による災害の対比、社会における共生、死生観などが語られます。中学受験の国語の題材に取り上げられていました。

    0人が参考になったと回答

ブクログのレビュー(11件)

  • 評価4.004.00
    投稿日:2017年11月04日

    某所読書会の課題図書.気になる言葉が頻出.供養(p15),大量の情報を受け取ると,不思議なことに私たちの判断能力を弱体化させる(p62),確かなもの,確かな実体は私たちにはとらえられないものとして存在しているのだろうか(p83),人間の営みが未来の時間を破壊した(p101),創造なき破壊(102),専門性という名の下におこなわれる暴力(p113),働く人たちの生活を犠牲にした経済発展だけを考えるような体制(p136),伝統社会から継承してきた現代文明とは異なる文明を私たちは基層的文明として持ち続けてきた(p159).最後の方に出てくる 利他と自利は重要な視点だと感じた.

  • 評価3.003.00
    投稿日:2015年12月21日

    市井の哲学者 内山節が、東日本大震災を通して日本社会の姿を浮かび上がらせる。深い論考であるが、平易な表現で分かりやすい。
    著者の文章は、大学入試の国語の論述文で、よく使用されるとのこと。受験生である息子からの情報。受験は追い込みの時期。よくがんばっている。

  • 評価3.003.00
    投稿日:2014年09月15日

    科学という文明がもたらした災禍が原発事故によって明らかになった。
    自然災害に科学の力、人間の力が及ばないということの他に、そこから起こった情報の錯綜。正しい情報を得ることができない科学の専門性の深さと世の中に流れる情報の多さ。
    そうではなく、地に足の着いた生活の範囲内、情報の範囲内で生きてはどうかというもの。

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