1,540円(税込)
ガリアを制圧したカエサルは、軍の即時解散と帰国を命ずる元老院の最終勧告を突きつけられ、国賊と呼ばれるのを覚悟でルビコン河を渡った。その勢いのままかつての盟友ポンペイウスを制し、イタリア半島、ついで地中海のほぼ全域を掌握。迫りくる暗殺を予知したかのように、新秩序樹立のためにあらゆることを為しとげたカエサル。彼のみた帝政という理想??、その真の姿を描き出す意欲作。 ※当電子版は単行本第V巻(新潮文庫第11、12、13巻)と同じ内容です。
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英雄が暗殺されるのは悲しい。生きていたら、何をどこまで成し遂げていたか。日本では織田信長や坂本龍馬だが、カエサルはスケールが違う。暗殺者が愚かなのも余計に悲しい。
カエサルすごい!!スッラと同じ方法を絶対に取らずにローマを内側からジワジワ改革していった天才。
カエサル暗殺後の、暗殺者サイドとか残されたローマ市民とか、カエサル派も反カエサル派も、圧倒的無力感。
歴史の授業だとブルータスがカエサルを暗殺した、くらいの分量でしか教わらないから、ブルータスっていうやべえ奴、って勝手な印象抱いてたけど、極めて普通の青年っていう印象。担ぎ上げられてブルータスも大変だったろうなあ。(なぜか同情)
アントニウスとクレオパトラの二人が残念すぎるのと、オクタヴィアヌスにどうしても血の通った人間味を感じられなくて、終盤カエサルが恋しくなった。笑
カエサル編終幕!まさに激アツ、古代ローマが産んだ稀代の天才政治家にして天才司令官にして天才文学者。現代のリーダーが見習うべきマネジメント、戦略思考、グローバルコミュニケーションのエッセンスが山ほど詰まっていたなー。アントニウスとクレオパトラの物語も面白い。そしてここから始まるオクタヴィアヌス、アグリッパ、メチェナスによる帝政ローマ、そしてパクスロマーナ!次官もとても楽しみだ。
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