「あなたがなぜ、これが好きなのかわかった!」と家内に笑われた三色御飯。「そんなの簡単よ」と作ってくれた、もう一品。母のオムライス、姉と食べたホットドッグ、恩師と鰻、ホヤと秋刀魚と被災地、そして料理好きだった亡き妻……二度と会えない、あの味と君。失われた至福のひとときを綴る、いまひとたびの「マイ・バック・ページ」。
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妻に先立たれ一人人生の晩年を過ごす。食を通じて思い出される過去。
「いまも、君を想う」に続くエッセイ集。ちょっとしたおつまみだったりありふれた食。それが時に過去を思い出させ一人涙に暮れることもある。
妻を亡くし一人食材を持て余しながら自炊したり外食する孤独な姿。思い出すのは妻や昔の仲間の思い出。
筆者の十八番の紀行も含めしんみりとした品のあるエッセイです。
食を語ることで妻を思い出すエッセイ
いい関係だったことが伝わってくる
このように妻に先立たれた夫がそのまま寂しさを本にすることは多いのに逆はあまりないような…
愛妻を亡くされた筆者の食べ歩き? 一人で呑む燗酒は、寂しく美味しくないと
そうだろうなと納得。行間から素敵な奥様だった事が偲ばれた。
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