「省庁のなかの省庁」として、霞が関に君臨する財務省。歴代の政権をコントロールしてきたとも言われる彼らは、「日本を牛耳る巨悪」なのか、はたまた「日本の最後の砦」なのか。「ミスター円」と呼ばれた元大蔵官僚が、豊富なエピソードも交えて古巣の姿を詳述。「財務省支配」の実態、消費税増税論議のポイント、永田町との関係、職員たちの私生活まで、これ一冊で財務省のすべてが分かる!
まだレビューがありません。 レビューを書く
「省庁の中の省庁」と呼ばれる財務省の実態を紹介した本。
「ミスター円」と呼ばれた元大蔵官僚であった榊原英資さんが、官僚時代のエピソードを交えながら、財務省の組織や財務官僚の姿などを語っています。
国の歳入と歳出の両方をコントロールする財務省。それゆえに「省庁の中の省庁」と呼ばれ、政治をもコントロールしてきたと思われています。では、実際に財務省はどんな官庁なのか。財務省という官庁について紹介しています。
エリート意識「ノブレス・オブリージュ(高貴なるものの義務)」は必要。そしてエリートとは、学歴、職位ではなく、「常に世界情勢に通じ、幅広い人脈を維持し、最先端の情報や知識を身につけていること。」そしてそのエリートである官僚は、エリートとしての誇りを持ち、エリートとしての責任を果たし(必ずしも能力、労力に見合うほどの報酬ではないかもしれない)、政治家は官僚をもっと「使って」ほしい。
筆者の考えは非常に勉強になる。
榊原英資"財務省"を読む。
99年に財務官を最後に退官した国際派(すなわち傍流)の「ミスター円」による財務省インサイドガイド。
退官後も濃厚なつながりを保っておられたようで、興味深い事実が述べられています。法案づくりに深く関与する官僚はかなりの程度「政治家」である、フランスなどでは公務員が政治家となるための期間は休職し戻ることができる、などなど。
今後の楽しみのためとして新規入省者の名前・母校・出身地を並べてみたり、明治維新以降の歴代次官と出身母体を比較してみたりと、豊富な名簿資料を活用するとともに、随所で岸宣仁『財務官僚の出世と人事』に言及しており、著者なりの見解を示したかったようにも思われます。知識人の魂が感じられます。
◯「二重の駒型」昇進モデル
キャリア→係長26歳、補佐32歳、課長40歳
ノンキャリア→係長32歳、補佐44歳
ノンキャリアのパターンが我が社の昇進モデルに近いようです。中部地方政令市、昇任試験制度あり→31歳係長、45歳課長(補佐級は制度なし)
【引用】
◯日本の国会議員達は「立法者」というより、アメリカでのロビイストの役割に近い存在です。選挙区や業界団体の要望等を背景に、立法についてのロビイングを行うわけです。
ランキング情報がありません。
ランキング情報がありません。
電子書籍のお得なキャンペーンを期間限定で開催中。お見逃しなく!
※1時間ごとに更新
大白蓮華編集部
224円(税込)
安藤俊介
200円(税込)
松田正己
2,420円(税込)
黒川伊保子
440円(税込)
ユヴァル・ノア・ハラリ
4,400円(税込)