ビートたけし主演のドラマ原作。九州の海岸で発見された男女の死体。汚職事件渦中の役人と愛人の心中……そう誰もが思ったが、疑念を抱いたベテラン刑事が独自に捜査をはじめる。しかしたどり着いた容疑者には疑う余地のないアリバイがいくつもあった。同時刻に北海道にいたという鉄壁のアリバイーー東京駅で1日に1度しかない、たった4分間の空白ーー時刻表トリックを用いた元祖とも言われる作品で、空前の推理小説ブームをまきおこした傑作。松本清張の代表作であり、ミステリ名作中の名作!
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松本清張先生が推理小説界に社会派という旋風を巻き起こした名作。 当然ながら清張先生の時代にはスマートフォンどころか携帯電話すらない時代。電報でやりとりしているシーンは時代を感じる。 そして、この作品は「アリバイ破り」というジャンルに属する。あらすじさえ読んでいれば犯人は安田辰郎だとすぐわかる。鳥飼刑事と三原警部補が懸命に安田のアリバイを崩そうとする作品。 ポイントは、東京駅の十三番ホームから十五番ホームを見渡せるのは1日に4分しかない事実。この事実に着目した清張先生もすごい発見だ。 もう一度読んでみたい。
これぞ松本清張の社会派推理小説という感じ。
昔この本を読んでいるけど、今、再度読んでも仲々おもしろい。刑事さんのちょっとした違和感と執念と閃きが事件解決に結び付く。
最後の謎解きが唐突に手紙というエンディングは「?」がつきそうだが、これを書いた時は新しい手法だったのだろう。兎に角おもしろかった。
点と線
#読了
博多の海岸で発生した役人と料亭女中の心中事件。
自決と判断が下されたが、汚職に絡んだ複雑な背景を機に見直される事に。
容疑者は殺害時刻に北海道にいたというアリバイが。
列車の時刻表を巧みに使用したと思われる目撃情報から捜査が振り出しに、、。
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