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美術展の不都合な真実(新潮新書) (新潮新書) [電子書籍版]
古賀太

836(税込)

商品情報

  • 著者:   古賀太
  • レーベル:   新潮新書
  • 発売日:   2020年05月22日
  • 出版社:   新潮社
  • 商品番号:   4340008045471
  • 言語:   日本語
  • 対応端末:   電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ

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商品説明

内容紹介

フェルメール、ゴッホ、モネーー屈指の名画が来日するのは、有数の芸術愛好国だから? 否、マスコミが主導し、大宣伝のなか開幕する「美術展ビジネス」が大金を生むからだ。「『〇〇美術館展』にたいした作品は来ない」「混雑ぶりは世界トップレベル」「チケット代の利益構造」「“頂点”に立つ国立美術館・博物館」等、新聞社の事業部で美術展を企画した著者が裏事情を解説。本当に観るべき展示を見極める目を養う必読ガイド。


商品レビュー(31件)

総合評価
 3.50

楽天Koboのレビュー

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ブクログのレビュー(31件)

  • 評価4.004.00
    投稿日:2024年12月10日

    新聞社やテレビ局などのマスコミに頼らざるを得ない日本の美術界。学芸員が「雑芸員」となっている現実。お金を出して日本美術展をやってもらうという国際交流基金による土下座外交の弊害。などなど。まさに美術展の裏側に潜む闇を覗くことができた。

  • 評価3.003.00
    投稿日:2024年12月09日

    とても腹落ちした内容だった。

    日本は美術展だけが人気でいつも混んでいる。
    美術館・博物館の入場者数では日本はトップ10には入らない。
    海外は常設展を見に行くが、日本は企画展を見に行く
    日本の美術展はマスコミ主催である
    主催の名前は最初が主導
    テレビの主催よりは新聞社主催の方が工夫はされている
    美術館展は比較的やりやすい、個展は相当難易度が高いのでお金で解決している
    美術館展は所詮倉庫の物を見ているようなもの、そこに人がごった返してゆっくりと作品を鑑賞出来ない
    海外に日本美術を出す時は逆にお金を負担してあげているという矛盾(国際交流基金)

    マスコミ系は国立新美術館に行き、次に国立西洋美術館に行く、東京国立近代美術館は本来の役割を取り戻した
    国立館の不都合な真実はマスコミ主催の企画展を開催する場合、基本的に国立館が予算を出す必要はまったくない
    常設展もご覧いただけますでしっかり徴収していて、主催者はそれに上乗せしている
    讀賣新聞社が立ち上げた美術館連絡協議会というのは年会費を納める代わりに展覧会の巡回を斡旋

    バーンズコレクション展がひとつの転機
    儲かると思った

    画壇が力を持っている
    画壇は派閥を持っている
    画壇系と現代美術系に分かれる
    海外に通用するのは現代美術系になり、画壇系は国内のみ

    最も見逃せないのは、東京国立近代美術館
    難しい個展をたくさん行っている
    展覧会のおもしろさは、マスコミの事業部に頼らずに学芸員がどれだけ独自の視点で展覧会を企画しているかにかかっている

    企画会社はマスコミ主導の展覧会よりさらに日本の美術界にとって問題

    トリエンナーレや現代美術展が賑わっているのは日本独自かもしれない、そこが日本の強みになるかもしれない

  • 評価4.004.00
    投稿日:2024年08月25日

    マスコミ主導の企画展と学芸員の待遇について興味深く読めた。
    日本の国立館が世界水準になるには企画展頼みの動員を改めて常設できる彫刻などを目玉にする提案には納得。海外からは作品を貸し出してお金を得る存在としか思われていないからだ。

    よく行く町田市立国際版画美術館には今のように小ぢんまりでよいので個性的な企画展を頑張ってもらいたい。

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