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ひよこ太陽 [電子書籍版]
田中慎弥

1,705(税込)

商品情報

  • 著者:   田中慎弥
  • 発売日:   2019年10月18日
  • 出版社:   新潮社
  • 商品番号:   4340008042631
  • 言語:   日本語
  • 対応端末:   電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ

商品説明

内容紹介

今日も死ななかった。あの帽子を見たために、今日も死なずにすんだーー。一緒に住んでいた女に出ていかれ、切り詰めた生活でひたすら小説を書く40代の男。書けない日々が続き、いつしか死への誘惑に取り憑かれた男に、ある日人探しの依頼が届くが……。虚実のあわいで佇む作家の日常を描く連作小説集。芥川賞作家の新境地作。


商品レビュー(6件)

総合評価
 3.80

楽天Koboのレビュー

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ブクログのレビュー(6件)

  • 評価3.003.00
    投稿日:2024年11月17日

    「断ったりして気の弱い委員の方が倒れたりしたら、都政が混乱するので。都知事閣下と東京都民各位のために、もらっといてやる」

    調べると、彼が芥川賞を受賞したのは2012年。影のある二枚目なルックスと人を食ったようなコメントに痺れた。同時受賞の西村賢太もキャラが立っていて、文壇に盛り上がりを感じた事を思い出す。その後、先に逝ったのは西村賢太。私小説は、同時代では西村の方の専売特許のはず。しかし、田中慎弥もその路線で、年老いた母にすがりながらのデカダンスを語る。

    本作は、どこまで実話か、どこまで本音か分からない。登場人物は作家だし、自身の日常を描いているようにも見えるが、見ている世界がぼんやりしている。そしてその観念世界に、言葉にしていない感情を託しているようにも、そこに何か危うさのようなものさえ感じる。

    やはり嫌いじゃない。
    この危うさ、著者のファンだな、と思った。

  • 評価3.003.00
    投稿日:2023年11月10日

    読みにくい作品でした。結局夢か現か分からなくなりました。何が言いたかったのか、分かりませんでした。難しい。

  • 評価5.005.00
    投稿日:2020年09月10日

    売れない作家の日常、書くことに関する不安と葛藤が目まぐるしく現れてます。
    白い帽子の男の子もGも夢なのか現実なのかわからないけれど、わからないからいい事もあるかも。

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