726円(税込)
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沖縄に転校したてーるーは、同じクラスの喜屋武さんを好きになった。これで夢の高校生活が始まる…! と思いきや、彼女の話す方言がさっぱり理解できない…。そんな彼女の方言を訳してくれる比嘉さんには、いつも助けられてばかりいるのだが…比嘉さんは、実はてーるーに片想い中!? ウチナータイムに翻弄され、カチャーシーには驚きを隠せない。東京とはまったく違う南の島で、ちょっぴり変わった異文化恋愛スタート!!
沖縄の日常生活がコミカルに表現されていて、とても読みやすく仕上がっています。本の内容が本当なのかを確かめるために沖縄に行きたくなるような一冊です。
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沖縄に移住して15年。
移住したての15年前ですら、ここまで方言を言う子は居なかった。
イントネーションも少し訛っている程度だったので、こんな感じの
ゴリゴリの子は居ない。(たぶん本土出身者に気を使っていたのかもしれないが)
みんな「言われて理解はできるけど、自分では話さない」感じ。
そして2020年現在の10-20代は「オバーが何言ってるか、
さっぱりわからんやし」という程方言は廃れた。
折角の美しい方言。悲しい限りである。
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ただ本作では「あるある」は随所に描かれており、クスっと笑える。
(ちなみに脱線するが「クス」とは沖縄では言ってはいけない…。
なぜならクで始まりソで終わる言葉「〇ソ」である。そしておばぁは
「クスマイしようねぇ」と言ったりする。)
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で本作であるが、容赦なく方言ゴリゴリのヒロイン(ひーなー)に対し、
本土から転校してきた主人公(てーるー)が戸惑い、
表紙絵左側の女の子(かーなー)が“翻訳”してくれると言う流れ。
主人公はひーなーを好いているが、翻訳をしてくれるかーなーは
てーるーに恋心を(あー、沖縄のあだ名は、なんぎだねぇ。)…。
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沖縄の事を紹介しながら、ややゴーヤー(ゴーヤじゃない。
沖縄では「ごーやー」と伸ばす)のような青臭い青春を描いた漫画であるが、
やや強引な構成もある。まあ面白いから良いけど。
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ただ、読んでいてわかる方言が多いが、複数の方言が混ざっていて辛い。
中部方言かなと思ったら、北部ん人の言ってた方言が入ってきたりする。
(沖縄は本島だけでも、南部中部北部で方言が違う。中部や北部は村で違う。)
たぶん筆者はうちなーんちゅか、移住して多数の人に取材をしたのだろう。
(あるいはネット検索してこんがらがってるか)複数入り混じっており
でーじやっけーやっさ。
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ただ、明らかに聞いた事が無い方言もある。
「まーさっさー」なんて意味はわかるが、この言葉を商品名以外で
聞いた事が無い。オジーオバーでさえ「おいしい」等である。
寧ろ敢えて「おいしい…。まーさんよー」とかハッとして言う程である。(笑)
関西で言うところの「でんがな、まんがな」あたりだろうか。
親しいにいにい(あんちゃん)曰く「テレビの影響だろう」と。
全国の方言が消えつつある中、ゴリゴリの沖縄方言。
こういった作品で、萌えからでも方言が少しでも広まればと思う。
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沖縄あるあるが面白おかしく描かれていて、うちなーんちゅが読むと爆笑間違いなし!!
でも、うちなーぐちがわからないないちゃーに理解できるのだろうか??(笑)
うちなーぐち(沖縄方言)と沖縄あるある、愛あふれるカルチャーショックをまとめている青春ギャグマンガ。
名字で「比嘉」さんの多いことを、沢山集まってくるゾンビに例えたり。
驚くと魂が落ちる、ユタによるまじないといった沖縄独自の俗信に、サーターアンダギーから始まるカメーカメー攻撃?になる郷土愛が何故かエヴァ風になったり。
魚のオジサンから始まるあるある妄想。
カチャーシーは盆踊りみたいなもののようだ。そこから先祖崇拝ともいえる沖縄の信仰の形を垣間見る。
ないちゃー(本州の人)がうちなーぐちが理解できなくて戸惑うのが物語の主軸だが、今の沖縄の若者はうちなーぐち離れしているのか……
物流の都合で発生する発売日違い、天気の急変などなど。
表紙カバーの折り返しに、‘沖縄に住み、体験したことが面白く、漫画を描こうと思いました’との著者のコメント。
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