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なぜ終戦の決断は遅れたのか。当代最高の歴史家による「あの戦争」の研究、二分冊の下巻。日増しに敗色が濃くなる中での戦争指導。軍事的な敗北が明白なのに、なぜ終戦の決断は遅れたのか。日本に対峙するアメリカや中国、そして終戦間際に日本を攻めたソ連の戦略は? 下巻では、日本の敗戦で戦争が終結するまでの各アクターたちの動向、戦後の講和体制の形成過程、平成における天皇皇后両陛下による「慰霊の旅」の意味、国家を破綻へと導いた戦争から引き出せる「歴史の教訓」までを詳述。
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特に第7章戦争指導体制、第9章戦争終結、第11章賠償問題が勉強になる。個人的には下巻の方が面白かった。
・日本は統帥権を実務レベルで調整する仕組みを最後まで持たず、大本営会議は報告の場に過ぎなかった。これは、デモクラシーのイギリスが戦時独裁を許容したこととの対比で興味深い。
・日米間に存在した信頼関係のためポツダム宣言を受諾することができた。
上巻に続いて、下巻では大東亜戦争や太平洋戦争と言う名前付けや、戦後の皇族のアジア諸国に対する慰霊の旅や戦争終結に向けての動きなどが書かれています。
大本営と言う存在が上手く機能せず、軍部が勝手に動いて、中国での戦争の場を広めていく。政治家である民が軍をコントロールしないといけないが、それが出来ない国は滅びていく。
今回印象的だったのが、外交の大切さではないかと思いました。長い目で見て、譲るべき所は譲り、機が熟したら、果敢に攻める。しかし、軍隊は短期的な視点でしか見れない、目の前の利益を手に入れないといけないから、譲ることはないという。人の本能の様なものかもしれませんが、戦争ほど非効率的なものはないですね。
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