メドック格付けでマルゴー2級ながら、他に比べ知名度の低いデュルフォール・ヴィヴァン。
それには理由があり、1937年から1992年までシャトー・マルゴーに所有され、シャトー・マルゴーやパヴィヨン・ルージュの一部とされていたのです。
しかし、1992年から現在のゴンザッグ・リュルトン氏がオーナーとなり、1995年から100%シャトー・デュルフォール・ヴィヴァンとして販売再開されました。
こうして、60年近く一般マーケットから姿を消していたシャトーは完全な復活を遂げたのです。
デュルフォールの造るワインは、非常に柔らかくエレガントで、パーカーなどの高評価は得にくいスタイルですが、日本の趣向としては面白いシャトーであり、なによりその品質はヴィンテージに左右されず、安定しています。正統派マルゴースタイルを尊重したスタイルと言えるでしょう。
格付け第2級
秀逸なバランスと骨格を備えた
セカンドワインではない
もう一つのデュルフォール・ヴィヴァン
Les Plantes de
DURFORT VIVENS
レ プラント ド デュルフォール ヴィヴァン
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レ・プラント・ド・デュルフォール・ヴィヴァンは、これまでセカンドワインとしてリリースしてきた「ル・ルレ・ド・デュルフォール・ヴィヴァン」がセカンドワインの次元を超えた素晴らしい品質のワインに成長したことを受けて新たに造り上げた赤ワインです。
100%ビオディナミで栽培した樹齢平均15年の若木のブドウを使用。
世界でも最も厳しいオーガニック認証であるDEMETER認証を取得しています。
木樽、コンクリートタンク、アンフォラを用いて発酵後、イタリア製のテラコッタ(320L/750L)とフレンチオーク樽(新樽15%)を使用して16ヶ月熟成しています。 |
Tasting Note |
ブラックベリーやカシスの濃厚な果実の香りに加えて、花やスパイスを思わせるニュアンスが感じられます。
凝縮感のある果実味に綺麗な酸とタンニンが調和し、ミネラルが溶け込んだ滑らかで丸みのあるアタックとバランスの良い骨格。
セカンドワインではなく「もう一つのデュルフォール・ヴィヴァン」にまで成長した高品質な味わいをお楽しみいただけます。 |

■ジェームズ・サックリング/93点獲得(VT2019)
■ワインアドヴォケイト/89点獲得(VT2019) |
商品仕様・スペック
生産者 | シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン |
生産地 | フランス/ボルドー/マルゴー |
生産年 | 2019年 |
品 種 | カベルネ・ソーヴィニヨン88%、メルロー10%、カベルネ・フラン2% |
テイスト | 辛口 |
タイプ | 赤 / フルボディ |
内容量 | 750ml |
土 壌 | 砂質、粘土質を伴った砂利質 |
醸 造 | 木樽、コンクリートタンク、アンフォラによる発酵。イタリア製のテラコッタ(320L/750L)、フレンチオーク樽(新樽15%)で16ヶ月熟成 |
提供温度 | 16-18℃ |