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貧困、格差、孤独死、うつ病、自殺…世界はとてつもなく残酷だ。それに抗えとばかりに自己啓発書や人格改造セミナーは「努力すればできる。夢は叶う」と鼓舞する。が、奇跡は起こらない。生まれ持った「わたし」が変わらないからだ。しかし絶望は無用。生き延びる方法は確実にある。さあ、その秘密を解き明かす進化と幸福をめぐる旅に出よう!
序章 「やってもできない」ひとのための成功哲学/第1章 能力は向上するか?/第2章 自分は変えられるか?/第3章 他人を支配できるか?/第4章 幸福になれるか?/終章 恐竜の尻尾のなかに頭を探せ!
橘玲(タチバナアキラ)
1959年生まれ。作家。早稲田大学卒業。2002年、小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。同年『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』がベストセラーになる。06年、『永遠の旅行者』が第19回山本周五郎賞候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
章のタイトルと、該当の章の内容がリンクしていない。
記述そのものは、興味深いし、納得がいくのだが、
章のタイトルの問題提起に答えていないので、
何を証明したいのかが不明。
これならば、著者が監修した
「残酷な成功法則」をお勧めします。
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この本のタイトルを見て結論を知りたい方は、最終章とその前の章の最後だけを読めば十分です。最初から読むと、読後感としては、全くすがすがしくありませんし、「この著者、何言ってんの?」と思う内容も含まれています。でも、すがすがしくない観点を踏まえて、「じゃあ、あなたはどうするの?」と問いかけている本なので、しっかりと考えるべき素材を提供する本、と捉えています。
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前半は、別の本でも読んだなーって内容。
後半からが面白い。
現代社会が友情空間から貨幣空間へ移行しているのは実感できる。
人間関係面倒くさいから1人でもいいかーと考えるのは自然な流れなのかとちょっと安心した。
「評判」を重視する社会は岡田斗司夫の言う評価経済社会と類似する。
結論の「ショートヘッドは諦めてロングテールを狙え」はやっぱりある程度の能力のある人しか出来ないことなのではないかと思う。
ロングテールのニッチ分野のトップになる人も一握りなわけだし…
結構衝撃的な本です。しかし書いていることには一理あって、目からうろこが落ちました。世界は、残酷です。どうしようもなく、残酷です。でも、そこで生きるときにここに書かれていることが役に立つと思っています。
『伽藍を捨ててバザールに向かえ』
『恐竜の尻尾の中に頭を探せ』
このキーワードのもと「やればできる」から「やってもできない」という現実をうけいれて、それでも幸福を手に入れる、そのやり方がつづられています。
この本の中では勝間和代的な『努力をすれば成功する』的な生き方を香山リカさんとの対談を引き合いにして批判したり、俗に『マックジョブ』と呼ばれるような低賃金で誰がやっても同じことができる働き方が若者の仕事から高齢者たちの仕事にシフトチェンジしているというくだりには正直な話、
『あぁ、なるほどなぁ』
とヒザを打たざるを得ませんでした。
先日、マクドナルドに行ったときも、カウンターで注文を受けていた女性も確か年配の女性でした。そのときはさして気にも留めなかったのですが、この本を読んで、ああこういうことか、とうなずかざるをえませんでした。
最後のほうになる第4章の『幸せになれるか』というくだりでは、今まで『常識』として信じられていたことが次々と覆されていきます。いわく
『日本人は会社が大嫌いだった』
や意外と日本人は個人主義だったという現実には驚きを隠せませんでした。
そして、
『恐竜の尻尾に頭を見つけろ』
ということは本書を読んでいただけるとありがたいのですが、相場格言の中にある
『人の行く、裏に道あり、花の山』
に通じるものがありました。
「しあわせのかたち」
が多様化してしまった以上、この本に書かれていることに私やあなたにふさわしいニッチ探すこと。それが『オーダーメイド』の幸福を探す有用な方法の一つではないのでしょうか?
と僕は考えております。
※追記
本書は2015年4月10日、幻冬舎から『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 (幻冬舎文庫)』として文庫化されました。
意外にも動物行動学の知見
人間の本質は動物からさう変ってゐないことを、動物行動学の知見を交へつつ説明する。ロングテールも紹介されてをり、それがフラクタルを描くニッチ空間だといふ。
10年前から橘玲は知能が遺伝することに言及してゐて、先進的だなあと思った。
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