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音楽家・鈴木慶一の記憶から辿る、音楽を作り奏で続けた72年間
バンド・ムーンライダーズを結成して1976年にデビュー、その後もさまざまなミュージシャンとのバンドやユニット活動に参加する傍ら、CM音楽、歌謡曲などの楽曲提供とプロデュースに携わり、日本のポピュラー音楽史に多大な影響を及ぼしてきた鈴木慶一。
『MOTHER』などのゲーム音楽や、北野武監督の『座頭市』『アウトレイジ』をはじめとする映画音楽の名手としても知られる一方、俳優としての顔も持ち、映画やドラマへも多数出演。現在に至るまで精力的な活動を続けている。
本書では、1998年に『20世紀のムーンライダーズ』でライターとしてデビューし、その活動を追ってきた音楽評論家・宗像明将が、鈴木慶一本人に72年間の歩みを聞く集中取材を敢行。
湾岸エリアで育った幼少期から「日本語のロック」への目覚め、はちみつぱいやムーンライダーズ、個人の活動についてはもちろん、あがた森魚、はっぴいえんど、頭脳警察、YMO、KERAといったミュージシャンたちとの交流から別れまで……2023年の今だからこそ聞くことのできた貴重なエピソードの数々が収められている。
はちみつぱい、ムーンライダーズ、CMや映画の楽曲制作、そして数々のコラボレーション…鈴木慶一本人への徹底取材で辿った音楽を作り、奏で続けた72年間。
1章 1951年ー1974年/2章 1975年ー1983年/3章 1984年ー1990年/4章 1991年ー1999年/5章 2000年ー2008年/6章 2009年ー2021年/7章 2022年ー2023年/8章 鈴木慶一について知っている七の事柄
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日本で現在も活動する最古のロックバンドの一つであるムーンライダーズを率い、ソロや様々なユニットで活躍する音楽家、鈴木慶一の72年の反省を本人への長時間インタビューから明らかにする評伝。
私自身がムーンライダーズをちゃんと聴き出したのは実はつい最近であった。きっかけは2022年に発表されたアルバム、『it's the moooonriders』であった。70を超えたメンバーが在籍しているとは思えないくらいにフレッシュでいて良質なサウンドに刺激を受け、そこから少しずつ過去作を聴いていたのだが、いかんせん、活動量が多いだけに全体はつかみきれていなかった。
本書では幼少期の頃から、現在に至るまで、バンド・ソロ・ユニットなどの多様な活動の全体像を炙り出すがごとく、丁寧な質問によってその時々の活動の実態やその背景にある彼の考えを明らかにすることに成功している。
本書を読みながら、鈴木慶一がデビューするきっかけとなった日本語ロック黎明期のバンド、はちみつぱいからムーンライダーズなどの作品をspotifyで聴きながら、都度新鮮な感動を覚えて読み進めたのは、非常に幸福で楽しい時間であった。
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