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聖王の第三王子が死んだ。手篭めにしようとした侍女に殺されたらしい。遺体を都に運ぶため派遣されたイングレイは、殺人者だという美しい娘イジャダを見て驚愕する。彼女は古代ウィールドの戦士のごとく、豹の精霊を宿していたのだ。自らも狼の精霊を宿すイングレイは彼女に興味を抱く。ヒューゴー、ネビュラ、ローカス賞受賞の『影の棲む城』に続く“五神教シリーズ”第三弾。
鍛治靖子(カジヤスコ)
東京女子大学文理学部心理学科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
前作が良すぎた感がありましたので、今回は普通かな、という印象です。
もちろんビジョルドのストーリーテラーとしての力量はあいかわらずですので、ぜひ読んでほしいと思います。
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五神教シリーズでも前の2作とは違っていましたが、これも面白い。
狼は古代の日本でも「大神」として崇め畏れられていたようですが、やはり特別な(王とは又違う)存在なのですね。
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パーンの竜騎士、ダーコーヴァ年代記などのように、タイトルごとに登場人物や舞台あるいは時代が変わるシリーズ物を読むのは久しぶりな気がする。
著者にとっては、登場人物よりも世界設定が主人公であったからなのかもしれない。生粋のSF者ではない読者であったから、慣れ親しんだ登場人物についてさらなる物語を求めて続編に手を伸ばしてきたハイティーンの頃、そうではない続編にたびたび失望させられては忘れさせられるということを繰り返してきたように思う。
そういう感覚は懐かしいよねと思いながら、でもやはり慣れ親しんだ登場人物のその後は知りたいと思う性は変わっていないようだ。
思いのほか、難しい内容。
死者の短剣シリーズのほうが好みだなぁ。
沼地のひととかって、死者の短剣と関係あるのかしらん?
最後までよくわかんないことがいくつか。
面白いは、面白かったんだけど…
大人にも若い人にもオススメのファンタジーです。
魅力的な男女が苦難を乗り越える冒険を中心に、巧者ビジョルドの描ききる芳醇なイメージの世界が広がります。
「五神教シリーズ」3部作の3作目。
五神が並び立つ独特な信仰があるのですが、中世スペインが基本的なモデルと思われる世界。
1作目は、捕虜となって疲弊した30代男性が主人公。失地回復の物語。設定の奇想天外さは一番インパクトがありました。
2作目は、狂気として幽閉されていた王妃(1作目のお姫様の母)が解放されてから!の40歳の新たな生き方と意外なロマンスの話。
3作目はなんと、20代半ばの美男イングレイが主人公なのです。
とはいえ、苦虫を噛み潰したような怖い顔をしていることが多いらしい。
聖王が統べる森の国ウィールド。
古代ウィールドでは、動物の精霊を身内に宿す精霊戦士というものがあり、かってイングレイの父がその禁断の術に手を出した。
術は失敗して父はなくなり、狼の精霊を宿したイングレイは神殿での厳しい治療と訓練を経て、狼の精霊を束縛することに成功。
今は有力者ヘトワル卿に仕える身。狼を宿した男と恐れられ、人々に遠巻きにされていた。
聖王の第三王子ボレソが遠い城で殺され、イングレイが派遣される。
イジャダという美しい侍女が犯人だが、イジャダには豹の精霊が‥!
ボレソが禁断の術に利用したための正当防衛だった。
しかし、王家のスキャンダルを封印し、イジャダをさっさと処刑しようとする動きが。
都まで護送するイングレイは‥?!
琥珀の瞳が輝くはつらつとしたイジャダとの出会いに、インパクトがあります。
風景描写が美しく、映像化してほしいよう。
思いっきり架空の絵空事なのに、ええ~次はどうなるの?!とはらはら。
ページをめくる手が止まりません。
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