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★2023年、年間ベストセラー3位にランクイン。(ビジネスジャンル、トーハン調べ)
☆シリーズ150万部突破の『リーダーの仮面』『数値化の鬼』、待望の続編。
★今作は、組織でさらに上を目指すべき全ビジネスパーソンに伝える、「仕組み化」の話。
人の上に立つために必要なことは、何事も「仕組み」で解決する姿勢である。
9年で4400社以上が導入した「いま、もっとも人を成長させるマネジメント法」の識学。
そのエッセンスの中から「人の上に立つべき人」に必要な思考法を紹介。
失敗が起こったり、会社の目標が未達だったときに、現場の人に向かって「頑張れ」という精神論しか言えないようでは、優秀なビジネスパーソンにはなれない。
ルールによって問題解決をはかり、いかなるときも「とにかく仕組み化」という口グセを自分自身に浸透させよう。
全国3500社が導入。マネジャー層から経営層まで。「人」は責めるな、「ルール」を責めろ。トップに駆け上がる人に必要な「考え方のすべて」。
第1章 正しく線を引くー「責任と権限」/第2章 本当の意味での怖い人ー「危機感」/第3章 負けを認められることー「比較と平等」/第4章 神の見えざる手ー「企業理念」/第5章 より大きなことを成すー「進行感」/終章 「仕組み化」のない別世界
安藤広大(アンドウコウダイ)
株式会社識学代表取締役社長。1979年、大阪府生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社NTTドコモを経て、ジェイコムホールディングス株式会社(現:ライク株式会社)のジェイコム株式会社で取締役営業副本部長等を歴任。2013年、「識学」という考え方に出合い独立。識学講師として、数々の企業の業績アップに貢献。2015年、識学を1日でも早く社会に広めるために、株式会社識学を設立。人と会社を成長させるマネジメント方法として、口コミで広がる。2019年、創業からわずか3年11ヶ月で東証マザーズ上場を果たす(現在はグロース市場に移行)。2023年5月現在で、約3500社以上の導入実績があり、注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
自分の仕事をどうやれば仕組み化できるか悩んでいたので購入しましたが、そういう内容ではなかった。「仕組み化がどんなに優れているか」の話と「歯車となることを悪く捉えるな」みたいな、社内の人間関係と心理についての話で、半分は既知状態で、しかも内容も少なくて十数分で読めました。リアル本屋さんで見たら買わなかった。なぜここまで売れているか不思議です。
10人が参考になったと回答
あくまでサラリーマン、会社員に対してという印象
だったらそう表紙に書いてほしい
立ち読みできないんだから
6人が参考になったと回答
著者の過去の本(「リーダーの仮面」等)の引用が多く、それらを読んでいるなら新しい気づきは得られづらい内容。
仕組み化の方法ではなく仕組み化しない事によるデメリットの話がメイン。方法の話を明示しない所が、さすがは識学と言ったところ。
4人が参考になったと回答
組織の中で替えの利かない人は今の位置のとどまる。
歯車として機能する人は人の上に立てる。
マニュアルは過去の苦労の結晶
性弱説を前提に考えた方がいい
組織は放っておくと属人化していく
責任と権限
仕事を任せることの本質は、明文化した責任と権限を与えること。何をしなければならないか、そのために何をやって良いか。
危機感
コミュニケーションは、部下が改善点を見つけられるようにすること
比較と平等
頑張った人に報いるのが、本当の平等
誰が担当しても同じパフォーマンスを出すことができる仕組みを作る。カリスマ性は必要ない。
企業理念
1人の人間は弱い、たくさんの人が集まった集団では大きなことが成し遂げられる。そんな組織の中でしか自己実現なんてできやしない。
進行感
会社が企業理念の実現に近づいていく実感が得られることによる進行感がもっとも大切
会社とプライベートの2つのコミュニティを切り分ける
混ぜるな危険
社内をうまく立ち回る能力しか身についていない何の役にも立たないスキル
# 読書メモ:「とにかく仕組み化 人の上に立ち続けるための思考法」
安藤広大著「とにかく仕組み化」を通じて、組織運営の本質と人間理解の深層に迫った。本書は単なるマネジメント論ではなく、人類の分業システムが抱える根本的課題への処方箋を提示している。
## 識学の本質と人間観
識学とは、人間の意識構造を科学的に分析し、組織運営に応用する体系である。その根底には「性弱説」がある。これは人間を「悪いものではないが弱いもの」と捉え、理想論ではなく現実的な人間観に立脚している。
この視点は、アドラー心理学の「人間の社会的本能を信頼する」立場とは対照的だ。しかし両者は、分業という人類の偉大な発明がもたらす副作用への対応という点で、異なるアプローチから同じ問題に取り組んでいる。
## 「仕組み化」と「属人化」の対立構造
本書の核心は「属人化」との闘いにある。属人化とは、分業の深化によって必然的に生じる専門特化の弊害だ。特定個人への依存は、その人材の喪失時に組織全体の機能を著しく低下させる。
「とにかく仕組み化」とは、この属人化を防ぐための方法論である。「線を引く」「危機感」「比較」「神の見えざる手」といった概念は、分業社会における人間の弱さを補完する仕組みとして機能する。
## システム思考との共鳴
本書の思想は、システムエンジニアリングの本質とも共鳴する。複雑なシステムを構造化し、人間の認知特性を考慮した設計を行うという点で、両者は深く結びついている。
特に注目すべきは「認知負荷の管理」という視点だ。大量の情報を効率的に処理するためには、重要度の高いものから順に解決していく行動が必要となる。これは識学的な「仕組み化」の本質と一致する。
## 実践への示唆
- 責任と権限の明確化(線引き):業務の境界を明確にし、責任の所在を曖昧にしない
- 数値による可視化:感情や主観ではなく、客観的な指標で評価する習慣づけ
- 企業理念の体現:分断された専門領域を統合する原理として機能させる
- 比較環境の構築:適切な競争と協力のバランスを保つ仕組みの導入
## 結論
「とにかく仕組み化」の本質は、人間の弱さを前提としつつ、組織全体の強靭性と成長を実現するための具体的なアプローチにある。これは分業という人類の偉大な発明がもたらす副作用への対応策であり、現代組織が直面する普遍的な課題への解答である。
本書が提示する「仕組み化」の思想は、理想論ではなく現実的な人間観と組織の本質への深い洞察に基づいており、それゆえに実務経験者の共感を得やすいものとなっている。システム思考と人間理解を融合させた本書の視点は、組織運営の新たなパラダイムを示唆している。
2025年3月13日読了。『識学』の3作目。「個性を発揮」「やりたいことをやる」のではなく、仕組みを整え組織の構成員が歯車として役割を果たすことで組織の生産性・成果物品質は向上する、と説く本。「再現性を高めよ」とは今までの仕事でもよく言われていたこと、個人が創造性を発揮して0から1を生み出すことはそれはそれで価値のあることだが、1を10にするためには仕組みが必要だし、何なら0から1を生み出すことすらプロセスを分解して仕組み化し、個人ではなく組織として対応できれば最高じゃん!という考え方は理解できる。理想論であっても、現実を切り分けて分解し続けることで実態が理想に近づくということか。ドキュメント化や振り返りの手間はかかることだが、個人としても仕組み化は意識していきたい。
本:第2370位(↓) > ビジネス・経済・就職:第224位(↓) > 経営:第80位(↓) > 経営戦略・管理:第69位(↓)
本:第500位(↑) > ビジネス・経済・就職:第67位(↑) > 経営:第21位(↑) > 経営戦略・管理:第17位(↑)
※1時間ごとに更新
両@リベ大学長
1,650円(税込)
野村 裕之
1,980円(税込)
株式会社ゴンチャ ジャパン
1,100円(税込)
河野 龍太郎
1,034円(税込)
橘玲
1,870円(税込)