638円(税込)
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16世紀初頭・フィレンツェ。芸術など文化活動が花開いたルネサンス発祥の地。 そんな活気あふれる華やかなる時代に、貴族家生まれのアルテが画家工房への弟子入りを志願する。 女性がひとりで生きて行くことに理解のなかった時代、様々な困難がアルテを待ち受ける。
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この時代にも関わらず自分の好きなことをして
生きていこうとするアルテ。
世間知らずでもあるのだが前向きで良い。
親方もアルテを性別関係なく人として見てくれる。
二言目には女女で正直周りの扱いには読んでいていらっとしてしまうし
アルテを応援したくもなる。
性別や立場ではなく自分という人間を見て欲しいアルテが
高級娼婦のヴェロニカを尊敬するところも真っ直ぐだし、
そんなアルテをヴェロニカが気に入ってくれるのも良い展開。
ヴェロニカは本当に素敵でこれはみんな好きになっていしまうという感じだし
男の庇護の外で生きようとしている女という同じくくりで
アルテのことを見ているのは納得した。
まだ16歳だし自覚もできない恋がどうなるかも分からないが
溺れるような恋は地獄への入口というヴェロニカの言葉もまた共感するものだった。
第82回アワヒニビブリオバトル「【往路】お正月だよ!ビブリオバトル2022」第4ゲームで紹介された本です。オンライン開催。チャンプ本。
2022.01.02
珍しい、中世ルネッサンス期のイタリアが舞台の話。
これまた「オンラインの試し読みで出だしを読み」、
気に入って紙の本を購入。今は14巻まで買ったかな(^ ^
ベタをほとんど使わず、丁寧に描き込まれた画は、
電子書籍では勿体ない感じ。
紙でじっくり何度も味わいたい、と思い、迷わず購入。
主人公は、元貴族のおてんばな(死語?)絵描きの女の子、アルテ。
時々落ち込みはするが、あくまで前向きでひたむきな姿は、
周りの人をどんどん巻き込んで「アルテワールド」を作り出す。
「女は嫁に行って子供を産むのが仕事」と思われていた当時、
貴族の身分を捨てて「自分の好きなこと」にまっすぐな姿は、
快く思わない人もいるが、多くの人に指示されていく。
お針子から王族まで、アルテを取り囲む人々がみな魅力的。
憎まれ役にも、それぞれの立場や言い分が有り、
好きにはなれないがリアルで存在感がある。
何やら大きな「世界史の流れ」に飲み込まれつつあり、
今後の展開がとても心配(^ ^;
師匠への淡い恋心はどうなるのか(^ ^;
続きが気になっております(^ ^;
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