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大坂天満の呉服商「五鈴屋」の女衆だった幸は、その聡明さを買われ、店主・四代目徳兵衛の後添いに迎えられるものの、夫を不慮の事故で失い、十七歳で寡婦となる。四代目の弟の惣次は「幸を娶ることを条件に、五代目を継ぐ」と宣言。果たして幸は如何なる決断を下し、どのように商いとかかわっていくのか。また、商い戦国時代とも評される困難な時代にあって、五鈴屋はどのような手立てで商いを広げていくのか。奔流に呑み込まれたかのような幸、そして五鈴屋の運命は?大好評シリーズ、待望の第三弾!
〓田郁(タカダカオル)
兵庫県宝塚市生まれ。中央大学法学部卒。1993年、集英社レディスコミック誌『YOU』にて漫画原作者(ペンネーム・川富士立夏)としてデビュー。2008年、小説家としてデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
待ちに待った第3巻。一気に読んで、早くも第4巻が待ち遠しい。この先どうなるの~?幸の活躍を楽しみにしています。
6人が参考になったと回答
1巻 2巻。 3巻目は予約購入
物語 幸は のちぞえさんになり18才になっていた
身分から 自分で選ぶことの出来ない人生の荒波を
持ち前の 性格と智恵で乗り越えてゆく
3巻は 時節や時代の風景を交え
商いのこと店のこと 着物のことが書かれている
奔流とあるが盛り上がりにはまだ遠い
今後は 幸の本領発揮が楽しみ
関東圏の方は NHKドラマ あさが来た
の感じで読まれると わかりやすいかも
4人が参考になったと回答
高田郁さん、相変わらず抜群の面白さです。
いよいよ主人公幸の知恵深さが発揮されていき、
次巻への期待を膨らませた結末となっています。
ただ、作者の本をずっと読んでいて思うのが、
日本語の美しさを追い求めるあまり、少し懲りすぎ
位の表現が散見される所、そして
今回のストーリーで最初は商いを助けて欲しいと
言ってた主人が後半には反対の意見になった所の
気持ちの変遷があまり書かれていない様に感じました。
それでも今後の展開がとても楽しみなお話です。
3人が参考になったと回答
図書館にて借りる、第384弾。
(田尻町図書館にて借りる、第67弾。)
こんな人気作の新刊が、図書館にある訳ないと思いつつも、図書館の棚をチェックしたところ、普通にある。
目を疑うとはこんな時に使うのだと思う。
田尻町立図書室の品揃えには恐れ入る。
で、だ。
本作も安定の面白さ。
主人公に苦難を与えさせたら、高田郁の右に出る者はいない。
作者はドSだろう。
しかし、面白い。
これからどうなっていくのか。
早く次が読みたい。
星は3.8とする。
惣次と幸は仲の良い夫婦となって幸のアイデアを惣次が実現する形で五鈴屋の商売はうまくいくようになりました。それで勢いづいた惣次は利を求め情のない仕事をするようになりました。江州浜糸で織物を作ってもらえるようになり喜んでいたが手形を出してもらっていた両替商が倒産します。江州の村の方たちが店に押しかけます。その時の対応で幸となら取り引きしたいと言われてしまいます。
大坂天馬の呉服商「五鈴屋」の4代目徳兵衛の後沿添いになった幸だが、夫が不運な事故で急死し、17歳で寡婦となる。商才のある4代目の弟の惣次が幸を娶ることを条件に5代目を継ぐことを宣言。人間的に問題あるが商売の才能を認める惣次と夫婦になり商いの道に歩み出していく幸に目が離せません。
幸の秘めた商才と知恵を認めた惣次ですが、自分を超える女を許すはずがなく今後波乱が予想されます。
商売と人情などいろいろ考えさえられ非常に面白いです。
2025年2月1日読了
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