「PAPYRUS PROJECT(パピルスプロジェクト)」は、近畿大学(本部:大阪府東大阪市、学長:畑博行)文芸学部芸術学科と当社との産学連携プロジェクトです。
本プロジェクトは、2010年3月、当社が近畿大学リエゾンセンターにパッケージデザイン研究委託をし、5月に造形芸術専攻で「ビジュアルコミュニケーションゼミ」を受講する女子学生4人の参加により発足したプロジェクトチームです。
同プロジェクトチームでは、デザインを学ぶ女性ならではの視点で「多くの女性がトイレットペーパーを買って持ち歩くことを恥ずかしいと思っている」ことに着目した上で、パッケージデザインだけでなく、香り、紙の色にも注目し、数多くのアイデアを出し合いました。
8月には工場見学(視察)を実施し、トイレットペーパーの製造工程から、パッケージやペーパーの印刷に関するコスト構造や製造設備の投資への目配りを学びました。
結果、最終プレゼンテーションでは、20種類に及ぶデザインの提案がありました。
「PAPYRUS PROJECT」での成果は、「女性が持ち歩きたくなる」を商品コンセプトとし、パッケージや香りにこだわったトイレットペーパーの新製品【hanauta(ハナウタ)】として結実し、発売に至りました。
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