1,430円(税込)送料無料
この商品が関連するクーポン・キャンペーンがあります(10件)開催中のキャンペーンをもっと見る
※エントリー必要の有無や実施期間等の各種詳細条件は、必ず各説明頁でご確認ください。
マナーやかげぐち等、他者といる際に用いる様々な技法。そのすばらしさと苦しみの両面を描く。「生きる道具」としての社会学への誘い。解説 三木那由他
===
わたしたちが日々意識せずにおこなう「他者といる技法」。そのすばらしさや正しさだけでなく、苦しみや悪も含めて、できるかぎり透明に描くにはどうしたらよいか──。思いやりとかげぐち、親と子のコミュニケーション、「外国人」の語られ方、マナーを守ることといった様々な技法から浮かび上がるのは、〈承認と葛藤の体系としての社会〉と〈私〉との間の、複雑な相互関係だ。ときに危険で不気味な存在にもなる他者とともにいる、そうした社会と私自身を問いつづけるための、数々の道具を提供する書。
===
ともにいることの苦しみと希望
「生きる道具」としての社会学へのいざない
===
序 章 問いを始める地点への問い─ふたつの「社会学」
第1章 思いやりとかげぐちの体系としての社会─存在証明の形式社会学
第2章 「私」を破壊する「私」─R・D・レインをめぐる補論
第3章 外国人は「どのような人」なのか─異質性に対処する技法
第4章 リスペクタビリティの病─中間階級・きちんとすること・他者
第5章 非難の語彙、あるいは市民社会の境界─自己啓発セミナーにかんする雑誌記事の分析
第6章 理解の過少・理解の過剰─他者といる技法のために
あとがき
ちくま学芸文庫版あとがき
解説 理解できないあなたの隣にいるために(三木那由他)
わたしたちが日々意識せずにおこなう「他者といる技法」。そのすばらしさや正しさだけでなく、苦しみや悪も含めて、できるかぎり透明に描くにはどうしたらよいかー。思いやりとかげぐち、親と子のコミュニケーション、「外国人」の語られ方、マナーを守ることといった様々な技法から浮かび上がるのは、“承認と葛藤の体系としての社会”と“私”との間の、複雑な相互関係だ。ときに危険で不気味な存在にもなる他者とともにいる、そうした社会と私自身を問いつづけるための、数々の道具を提供する書。
序章 問いを始める地点への問いーふたつの「社会学」/第1章 思いやりとかげぐちの体系としての社会ー存在証明の形式社会学/第2章 「私」を破壊する「私」-R・D・レインをめぐる補論/第3章 外国人は「どのような人」なのかー異質性に対処する技法/第4章 リスペクタビリティの病ー中間階級・きちんとすること・他者/第5章 非難の語彙、あるいは市民社会の境界ー自己啓発セミナーにかんする雑誌記事の分析/第6章 理解の過少・理解の過剰ー他者といる技法のために
奥村隆(オクムラタカシ)
1961年徳島県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京大学文学部助手、千葉大学文学部講師・助教授、立教大学社会学部教授を経て、関西学院大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
まだレビューがありません。 レビューを書く
※1時間ごとに更新
彬子女王
1,320円(税込)
梯 久美子
770円(税込)
ヨシタケシンスケ
2,420円(税込)
松井久子
858円(税込)
松井久子
858円(税込)