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砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められる。考えつく限りの方法で脱出を試みる男。家を守るために、男を穴の中にひきとめておこうとする女。そして、穴の上から男の逃亡を妨害し、二人の生活を眺める部落の人々。ドキュメンタルな手法、サスペンスあふれる展開のなかに、人間存在の象徴的な姿を追求した書き下ろし長編。20数ヶ国語に翻訳された名作。
凄い一冊に出会った。色々つまっています。重たいし戦慄が走るし、セックスとバイオレンス、理不尽、差別、惰性、搾取、犯罪、、、色々なものの縮図ですな。
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古い作品ですが、読んでいてぐいぐい引き込まれ、そこにいるような錯覚を覚えます。
1人が参考になったと回答
昆虫採集が余暇の
安寧な日々を送る人物が
ある日突然
昆虫のごとくアリ地獄のようなエリアに呑み込まれ社会から隔離されてしまう。
逃げたいが、逃げ出せない物理的な仕組み
逃げられるのに、逃げ出せない心理的な仕組み
それはそれは、現代及び過去の会社組織を考える上で
今なお、実に深い一品です。
1人が参考になったと回答
ホラー?何として読めばいいのか分からなかったけれど、男の脱走は読んでてヒヤヒヤしたし女も少しでも救われて欲しかったなーと思ってしまったけれど、このラストが良いのだと思う。現実。まったく聞きなれない比喩が出てくるけど、物語を邪魔せず雰囲気を加速させるので読んでて楽しい。
現代の社会も一歩離れてみれば砂の中の部落と変わりなく、各々に与えられた仕事や生活に対して特に疑問を抱かず暮らしている。
砂からの脱出手段が目的となるあたり、現代だと金持ちになりたいという欲望に近いか。
主人公の内面についてはあまり理解できていない。メビウスの輪との対話など。
性はあるが愛というものが描かれていない作者の社会観には偏りを感じる
ある著名人が言っていた作品で、興味はあったが今ではないと思っていた。しかし本屋に行ったら、光を差しており思わず買ってしまった。余談でした。
本作は砂の女というタイトルの通り、砂の女と男の物語であり、比喩表現や物語の構成などさすがであった。また、どっぷり浸かってしまい、口の中や喉の表現があれば無意識に、自分の口を探ってしまう。ジャリジャリとした食感も伝わってくるそんな作品でした。
正直なところ、未熟なのでこの本が伝えるメッセージはあまり掴めなかったです。
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