空地に3階建てテラス付き住宅を建てるようなもの。空地は少し狭くなりますが、都合の良いことの方が多いのです。SIDE BY SIDEのティーラックはオーク無垢材が使われていて大きさもありますから、安定感と存在感に溢れ、収納雑貨というより家具のような印象です。想像していたより雰囲気がよく、そして素晴らしい使い勝手、とても気に入ってます。もし、これが何かのトラブルで僕の生活から消えてなくなってしまっても、必ず買い直すに違いないです。そもそも紅茶をズラリと並べる上置き棚ですが、僕はマグを並べて使っています。そして、この使い方が僕の生活にピッタリ都合が良いのです。内寸で奥行11.3cm、高さ11.5cmはマグを置くのに丁度良く、1段目と2段目は幅46cm、マグが各4個並び、3段目は内寸幅27cmと少し狭いながらもマグが3個並びます。つまり合計11個のマグを並べることができます。そんなに沢山のマグが必要なの?と疑問が頭に浮かぶ方はマグ以外の物を並べてください。もっと便利に使うことができると思います。それこそ紅茶であったりスパイスであったり、台所には細々した物が溢れていますので、置きたい物は山のように見つかります。このティーラックはストリングポケットを置いたかのような収納ですから、きっと便利に使って貰えます。それと比べましたら便利具合は低下しますが、イッタラやアラビアのマグを自然と集め続けてしまっている人が11個のマグを台所に並べましたら、間違いなく満足のいくマグライフを送ることができるようになるのです。マグが常に11個並んでいれば、今日はどのマグにする?の選択を無意識のもと日々繰り返すこととなり、これが心地よい日常となっていきます。そして集めたマグをより有効活用できる、これが大きいです。食器棚に収まっていると出し入れが手間となり、どうしても手前から選ぶことが多くなりますから、選択の幅は狭くなってしまいます。つまり活用できるマグが少ないわけです。でも、瞬時に手にできる場所に11個のマグがあるというのは実に選択の幅が広く、沢山のマグを有効活用できます。もちろん、このティーラックに置かれた11個のマグが現在の一軍であり、全てというわけではありません。パントリー角の2段には二軍マグが詰まっていますし、収納庫には殿堂マグがゴッソリ保管されています。季節が変われば使う食器も変化しますので、それに合わせてマグの一軍を入れ替えます。カップ&ソーサーを集め、日々好きな物を選んでティータイムを過ごすみたいなことのお気軽版です。カップ&ソーサーよりマグの方が僕の日常には沁みていて、頻繁に使うから余計にグッドなのです。また2階の小さなテラスにはスパイスや東屋のコップ2小を置き、3階テラスはジューサーNo.2を置いて即出動できるようにしてあります。あとは紅茶、日本茶、珈琲豆、そば茶、塩、砂糖辺りが入れ替わり立ち替わり、屋上と3階テラスに出入りしています。