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シリーズ累計120万部突破!
『その女アレックス』のカミーユ警部、ただ一度だけの復活。
連続爆破犯の真の目的が明かされたとき、残酷で美しい閉幕が訪れる。
パリで爆破事件が発生した。
直後、爆破犯は自分であると警察に出頭した青年ジャンは、爆弾はあと6つ仕掛けられていると告げ、金と無罪放免を要求する。
右腕のルイとともに事件を担当することになったカミーユ・ヴェルーヴェン警部は、青年の真の狙いは他にあるとにらむが……。
『その女アレックス』のカミーユ警部が、ファンの熱い声に応えて、富豪刑事ルイ、巨漢の上司ル・グエン、猫のドゥドゥーシュらとともに一度だけの帰還を果たす。『その女アレックス』と『傷だらけのカミーユ』のあいだに挟まる「カミーユ警部シリーズ」第2.5作。
残酷にして意外、壮絶にして美しき終幕まで一気読み必至。
パリで爆破事件が発生した。直後、警察に出頭した青年は、爆弾はあと6つ仕掛けられていると告げ、金を要求する。カミーユ・ヴェルーヴェン警部は、青年の真の狙いは他にあるとにらむが…。『その女アレックス』のカミーユ警部が一度だけの帰還を果たす。残酷にして意外、壮絶にして美しき終幕まで一気読み必至。
ルメートル,ピエール(Lemaitre,Pierre)
1951年、パリに生まれる。2006年、カミーユ・ヴェルーヴェン警部3部作第1作『悲しみのイレーヌ』でデビュー。同第2作『その女アレックス』でイギリス推理作家協会賞を受賞。日本では「このミステリーがすごい!」ほか4つのミステリー・ランキングで1位、「本屋大賞」翻訳小説部門でも第1位となった。『天国でまた会おう』でフランスを代表する文学賞ゴンクール賞、カミーユ警部3部作完結編『傷だらけのカミーユ』で、イギリス推理作家協会賞を受賞
橘明美(タチバナアケミ)
1958(昭和33)年、東京生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。英語・フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
「傷だらけのカミーユ」で完結した「カミーユ・ヴェルーヴェン警部」シリーズが、2.5作目という形で復活した作品です。
ファンとしてはもう少し長い作品を読みたかったので、少々物足りない気がしますが、内容は良かったです。
爆弾魔の仕掛けた爆弾が爆発するまでの緊迫感のある展開や、ヴェルーヴェンシリーズに共通する「母親との関係」が織り込まれていて、引き込まれました。
橘明美さんの翻訳もとても良かったです。
2人が参考になったと回答
他シリーズよりはページ数が少ないです。続編はもう出ないと思いますが、また読みたいシリーズです。
0人が参考になったと回答
なんてこったい。
なんという幕切れ。
最高というか、最悪というか。
こんなラストは、想像してなかった。
切なすぎる。
でも最後まで一気に読んでしまった。
カミーユ・ヴェルーヴェンシリーズの番外編的な作品。
時系列で並べると三番目らしいのだけど、
日本ではアレックスが1番に発売されてしまったせいで
全作品通しての読み心地はなんだか微妙な感じになってしまったかな。。
できれば四作を順番通りに読みたかったなー、と言うのが今作を読み終えた素直な感想。
犯人は複数の爆弾を仕掛けており、
警察とのらりくらりとしたやり取りをする場面は
日本で有名なあの作品を想起させる。
ただこちらは中編小説なこともあり、そこまで話は膨らまなかった。
カミーユ、最後まで報われることがなかったなー。
唯一、猫とのひとときは癒された。
途中でほぼ展開読めちゃったけど読了感がとても好き。
「傷だらけのカミーユ」の読了後と同じく寂しい気持ちになった。
母親のことを嫌いで、でも愛する気持ちはなくならなかったから離れられなくて、もうどこにも行けないと悟ったから自分ごとまとめて始末したのかな。
ジャンは結局自分と母親以外の誰も殺さなかったし、それまでの経歴もきれいで母親が塀の中にいる今なら何にだってなれたしどこにだって行けたはずだけど、やっぱり"ロージーのジョン"から逃げることはできなかったのかと思うと、この終わりしか彼にはなかったのか、他の道は存在しなかったのかと悲しくなる。
ここから傷だらけのカミーユに繋がるのはちょっと納得。どちらも最終的に母と子の話になるもんね。
とうとうヴェルーヴェン警部シリーズ全部読み切っちゃった……。これも寂しいなぁ。
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