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仮想空間〈メタヴァース〉と現実世界の両方にばらまかれたウイルス「スノウ・クラッシュ」をめぐる巨大な陰謀。世界を変えたSF
連邦政府が無力化し資本家によるフランチャイズ国家が国土を分割統治する一方、オンライン上に仮想世界「メタヴァース」が築かれた近未来のアメリカ。アヴァター技術を開発した凄腕ハッカーにして、マフィアが経営する高速デリバリーピザの“配達人”ヒロ・プロタゴニストはある日、メタヴァースで出会った男に「スノウ・クラッシュ」なる謎のドラッグを手渡されるが…。本書が未来を書き換え、SFは現実と接続された。
スティーヴンスン,ニール(Stephenson,Neal)
1959年、アメリカ・メリーランド州フォートミード生まれ。ボストン大学にて地理学と物理学の学士号を取得し卒業。1984年に長篇The Big Uでデビュー。1995年刊行の『ダイヤモンド・エイジ』でヒューゴー賞、ローカス賞を受賞。続く1999年刊行の『クリプトノミコン』(ともにハヤカワ文庫SF刊)でローカス賞を受賞。その後も長大なSF作品を発表し続けている。近年は技術関係のノンフィクション記事も多く手がけ、またAmazon.comの創業者ジェフ・ベゾスが設立した航空宇宙企業ブルーオリジン社のアドバイザーも務めた
日暮雅通(ヒグラシマサミチ)
1954年生、青山学院大学理工学部卒、英米文芸・ノンフィクション翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
満足MAXの商品でした。
ありがとうございました
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説明が多すぎてストーリが解りにくい
読み始めて一か月経つが全然読む気がしなくて進まない
0人が参考になったと回答
2025年2月2日、メルカリから「めいちゃん」や「ファスト&スロー」の新着通知の期限切れの通知が来て設定を見直してたら、「世の初めから隠されていること」が6600円で出ており、その出品者がこの本を出してた。上下セットで2000円。帯に「メタヴァースの語を生んだ傑作」
『スノウ・クラッシュ』は1992年に書かれた作品ですが、現代のインターネット社会を読み解く上で、驚くほど示唆に富んだ作品です。
作品の中核となるメタバースは、現代のVR空間の先駆けと言えます。巨大な仮想空間に、世界中のユーザーが自分だけのアバターで集まり、交流する。現実では地位も収入も関係なく、プログラミングの腕さえあれば誰でも目立つ存在になれる。でも同時に、アバターの質で階級が生まれるという皮肉な一面も描かれています。
面白いのは、この最先端のデジタル世界と、古代シュメールの神話が絶妙にリンクしている点です。作中で重要な役割を果たす「スノウ・クラッシュ」は、コンピュータウイルスであると同時に、人間の意識そのものに感染するウイルスでもあります。これは古代の神官たちが使っていた特殊な言語「メ」と結びついていて、人間の脳をプログラミングできるという設定です。
この設定は一見突飛に思えますが、言語がプログラムのように人の思考に影響を与えるという考え方は、現代のSNSやメディアの影響力を考えると、決して荒唐無稽な想像ではありません。特に印象的なのは、作者が神話とテクノロジーを別物として扱わず、人類の持つ「言葉による世界の制御」という本質的な営みとして描いていることです。
そして、作品の舞台となる未来のアメリカは、極端な民営化によって企業国家(フランチャイズ)の集合体と化しています。政府の力は衰退し、企業が独自の法や軍事力を持つという設定は、現代のテック企業の影響力を考えると、現実味を帯びてきました。
主人公のヒーロー・プロタゴニストは、現実世界ではピザ配達人、メタバースでは一流ハッカーという二重生活を送ります。彼を通して描かれる物語は、デジタルとリアル、神話と科学、過去と未来が交錯する不思議な魅力を持っています。
『スノウ・クラッシュ』は、単なるSF小説を超えて、テクノロジーが人類にもたらす可能性と危険性を、古代から続く人間の営みの延長線上で描いた作品だと言えるでしょう。
SFを初めて読むなら絶対オススメしない!(たぶん挫折しちゃう)それくらいゴリゴリのSF作品です。
用語も単語も今の時代でも少し難しく感じる。
でもこれが1992年に書かれてるのは本当に驚きでしかない。SF作品書く人は何故こうも想像力が豊かで、その中身を的確なんだろうか。感心する。
最初はとっつきにくかった内容でしたが後半非常に自分にささる展開になってきて、後編が楽しみすぎます。
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