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十七歳の夏、親もとを出て「黄色い家」に集った少女たちは、生きていくためにカード犯罪の出し子というシノギに手を染める。危ういバランスで成り立っていた共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解し……。人はなぜ罪を犯すのか。世界が注目する作家が初めて挑む、圧巻のクライム・サスペンス。
2020年春、惣菜店に勤める花は、ニュース記事に黄美子の名前を見つける。60歳になった彼女は、若い女性の監禁・傷害の罪に問われていた。長らく忘却していた20年前の記憶ー黄美子と、少女たち2人と疑似家族のように暮らした日々。まっとうに稼ぐすべを持たない花たちは、必死に働くがその金は無情にも奪われ、よりリスキーな“シノギ”に手を出す。歪んだ共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解へ向かい…。善と悪の境界に肉薄する、今世紀最大の問題作!
川上未映子(カワカミミエコ)
大阪府生まれ。2008年『乳と卵』で芥川龍之介賞、09年、詩集『先端で、さすわさされるわそらええわ』で中原中也賞、10年『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞および紫式部文学賞、13年、詩集『水瓶』で高見順賞、同年『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、16年『あこがれ』で渡辺淳一文学賞、19年『夏物語』で毎日出版文化賞を受賞。『夏物語』は40カ国以上で刊行が進み、『ヘヴン』の英訳は22年国際ブッカー賞の最終候補に選出された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
素敵な装丁で、文庫化を待たずに単行本で欲しいと思わせる美しさです。カバーを外した本体表紙も綺麗で美術書のようです。
1人が参考になったと回答
話題になっているので購入をしました。
単行本は文字が大きく読みやすく
久しぶりに集中して読んでいます。
0人が参考になったと回答
伊藤花は、ニュース記事で吉川黄美子の名を見つける。若い女性を監禁した犯罪だ。20年前、2人は他の女性と共に飲み屋を経営していたが全焼。これを切っ掛けに闇の仕事に手を染めていた。金、欲をめぐる4人の疑似家族。発覚を恐れる心理。そうした事どもが絡み合って展開する。といってミステリではなく、女性たちの心理描写が読ませどころ。ただ、物語の運びがやや重いのは、文体の所為だろうか。例えば「けれど」という接続助詞が頻繁に出てくるなど……川上氏の癖なのかよく分からないが細かいことを言えば、あまり文章の上手い作家ではない気がする。
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