825円(税込)送料無料
この商品が関連するクーポン・キャンペーンがあります(10件)開催中のキャンペーンをもっと見る
※エントリー必要の有無や実施期間等の各種詳細条件は、必ず各説明頁でご確認ください。
![]() 重松清作品は私自身がそこそこ読んでいて好きだったのと、児童書だからという理由で、中身も知らずに、読者から離れつつある中1の息子に勧めたんですけど、テーマが重い。そして、登場人物が病んでる作品でした。 息子の感想は、「重い、しんどい、辛い、最後はもう何も感じない。虚無(笑)」だそうです。 でも、読み出したら数日かけて最後まで読み切ったので、読ませる力がある作品なんだなと思いました。 私も息子の後で読みましたがなかなかしんどい。一気読みは無理ですね。でも、多感な時期にこの作品に触れてさまざまな視点に立っていじめを見て感じて、考えるきっかけを与えてくれる作品だと思います。(lunaさん 30代・大阪府 男の子13歳) ![]() |
「悪いんだけど、死んでくれない?」ある日突然、クラスメイト全員が敵になる。僕たちの世界は、かくも脆いものなのか!ミキはワニがいるはずの池を、ぼんやりと眺めた。ダイスケは辛さのあまり、教室で吐いた。子供を守れない不甲斐なさに、父はナイフをぎゅっと握りしめた。失われた小さな幸福はきっと取り戻せる。その闘いは、決して甘くはないけれど。坪田譲治文学賞受賞作。
短編集です。いじめがテーマで、本人ととりまく家族の物語。正直、ここまで詳しくなくても・・・と思えるほどの残忍ないじめ(暴力シーンが露骨なわけではない)がリアルに描かれ、読んでいる方も胸がチクチクいたくなる。けれども、なんだろ。読み終わるとすごくすっきりして清々しい。最後まで重たい気分を引きずらず、逆にある意味でハッピーエンドとも呼べるラストが待っています。
1人が参考になったと回答
2008年4月何日かの日経新聞のコラムで本書を知り、購入した。表題作の「ナイフ」を始め、収録されている話のほとんどが、いじめに悩む子どもとその親を扱った物語。いじめは簡単に解決する問題ではないけれど、一番大事なのは、親が子どもの気持ちと向き合うことなのだと本書を読んで思った。どの話も引き込まれ、全部で400ページくらいあるのだが、あっという間に読了した。
1人が参考になったと回答
重松清ファンです。楽しく読めました。
1人が参考になったと回答
※1時間ごとに更新
彬子女王
1,320円(税込)
梯 久美子
770円(税込)
ヨシタケシンスケ
2,420円(税込)
松井久子
858円(税込)
東野 圭吾
990円(税込)