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資本主義の次に来る世界

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    商品説明

    内容紹介(出版社より)

    「少ないほうが豊か」である!
    「アニミズム対二元論」というかつてない視点で文明を読み解き、
    成長を必要としない次なる社会を描く希望の書!

    ケイト・ラワース(『ドーナツ経済学が世界を救う』著者)、
    ダニー・ドーリング(『Slowdown 減速する素晴らしき世界』著者)ほか、
    世界の知識人が大絶賛!

    デカルトの二元論は「人間」と「自然」を分離した。
    そして資本主義により、自然や身体は「外部化」され、
    「ニーズ」や「欲求」が人為的に創出されるようになった。

    資本主義の成長志向のシステムは、人間のニーズを満たすのではなく、
    「満たさないようにすること」が目的なのだ。

    それでは、人類や地球に不幸と破滅をもたらさない、
    「成長に依存しない次なるシステム」とは何か?
    経済人類学者が描く、かつてない文明論と未来論。

    本書が語るのは破滅ではない。語りたいのは希望だ。
    どうすれば、支配と採取を軸とする経済から生物界との
    互恵に根差した経済へ移行できるかを語ろう。
    (「はじめに 人新世と資本主義」より)
     はじめに 人新世と資本主義

    第1部 多いほうが貧しい
     第1章 資本主義ーーその血塗られた創造の物語
     第2章 ジャガノート(圧倒的破壊力)の台頭
     第3章 テクノロジーはわたしたちを救うか?

    第2部 少ないほうが豊か
     第4章 良い人生に必要なものは何か
     第5章 ポスト資本主義への道
     第6章 すべてはつながっている

     謝辞
     原注

    内容紹介(「BOOK」データベースより)

    デカルトの二元論は「人間」と「自然」を分離した。そして資本主義により、自然や身体は「外部化」され、「ニーズ」や「欲求」が人為的に創出されるようになった。資本主義の成長志向のシステムは、人間のニーズを満たすのではなく、「満たさないようにすること」が目的なのだ。それでは、人類や地球に不幸と破滅をもたらさない、「成長に依存しない次なるシステム」とは何か?経済人類学者が描く、かつてない文明論と未来論。

    目次(「BOOK」データベースより)

    はじめに 人新世と資本主義/第1部 多いほうが貧しい(資本主義ーその血塗られた創造の物語/ジャガノート(圧倒的破壊力)の台頭/テクノロジーはわたしたちを救うか?)/第2部 少ないほうが豊か(良い人生に必要なものとは何か/ポスト資本主義への道/すべてはつながっている)

    著者情報(「BOOK」データベースより)

    ヒッケル,ジェイソン(Hickel,Jason)
    経済人類学者。英国王立芸術家協会のフェローで、フルブライト・ヘイズ・プログラムから研究資金を提供されている。エスワティニ(旧スワジランド)出身で、数年間、南アフリカで出稼ぎ労働者と共に暮らし、アパルトヘイト後の搾取と政治的抵抗について研究してきた。『ガーディアン』紙、アルジャジーラ、『フォーリン・ポリシー』誌に定期的に奇稿し、欧州グリーン・ニューディールの諮問委員を務め、「ランセット 賠償および再分配正義に関する委員会」のメンバーでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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    商品レビュー(40件)

    総合評価
     4.33

    ブックスのレビュー(1件)

    • (無題)
      たかしCAMP
      評価 5.00 5.00
      投稿日:2023年08月17日

      資本主義の次、というよりは資本主義の歴史の整理と確認ができる点が面白かったです。
      また、GDPに対する見方で恥ずかしながら新たな知見を得ることができましたので普段のニュースを見る際の考え方や捉え方が少しずつ変わってきたことを感じています。
      そして資本主義の次に来る世界については、私たちにも関わることにもかかわらずほとんどの方は指をくわえてみていることしかできない状態だと思いますが、本当に次の世界が来るのかどうかも含めて社会が変わっていく様子を楽しめたらいいなと思います。

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