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建設的な話し合いのはずがいつの間にか揚げ足取りの応酬に。楽しい雑談のはずがひょんなことから不毛な中傷合戦に。ネット上の「炎上」は、議論のルールを身につけていないことから起こる人災である。議論の種類、匿名性の問題、インチキ理論や感情論への対処法、発言者の心得等、議論を知的に分解し、共有すべきルールを考える。頭をすっきり整理させて議論に臨むための格好の道しるべとなるルールブック。
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オンライン・オフラインを問わず、「議論」の進め方に対して分析する。
分析自体には概ね同意できるのだが、そこまでかな。
議論をちゃんとしようとする相手でないと、結局有意義な話はできないのだろう。
発行が2007年、つまりツイッターが普及する前である。
現在のインターネット上の「議論」を見て、筆者はどう思うのだろう。
個人的には、インターネットが普及した当初だろうが、現在だろうが、議論の質は大差ないように感じるが。
「匿名のは発言はただのゴミです。匿名で発言をする場合には、せめてその中に少しでもキラリと光るものを入れるよう努力しなくてはなりません。」(85頁)
「結論が人それぞれだからこそ議論する意味があるのです。誰もが同じ答えを出すのだったら、わざわざ大勢で議論しなくても、一人で考えれば済む話です。」(94頁)
ネットが普及して、書き込みの「荒れ」が世間で話題になってきた2007年にかかれた本。主にネット上で議論をぶち壊す人達の行動原理を反面教師にして議論における考え方やルール、を説いている。
何を言っても反論する人と言うのは、元から相手を理解しようとしていないので議論するだけ無駄だと言う。と同時に、言い方はさておいても相手には相手の論理があって意見を言うことがあるわけで、批判にも冷静に耳を傾けるべき、というようなことが書かれている。しかし残念なのは、相手の意見を聞く気が無い人はこの本は読まないだろうということだ。
著者は理系の経歴だが、本書の文章はやや理屈っぽく、分かりやすい文体でありながら哲学書のような分かりづらさも含んでいる。
言いたいことは悪くないんだけど、どうにも構成と叙述がイマイチ。"議論"について語るとなると哲学的な問題への言及が必要となるのは確かだが、それを例文とその解説で個別の事象について述べようとするから空中戦になってわかりにくくなる。図解とまで行かなくても、何かしらの構造を冒頭で提示できていれば良かったんじゃないだろうか…。
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