440円(税込)
水産庁の漁業調査船に船医として乗りこみ、5カ月間、世界を回遊した作者の興味あふれる航海記。航海生活、寄港したアジア、アフリカ、ヨーロッパ各地の生活と風景、成功談と失敗談などを、独特の軽妙なユーモアと卓抜な文明批評を織りこんで描く型破りの旅行記である。のびやかなスタイルと奔放な精神とで、笑いさざめく航跡のなかに、青春の純潔を浮彫りにしたさわやかな作品。
面白かった。
2回読み返した。
ドクトルマンボ~氏の表現はなんとも言えない感じを持った。
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北杜夫先生の旅行記です
何十年かぶりの再読
私には「先生」とういう呼称を付ける作家さんが二人いて、それは北杜夫先生と星新一先生なのだが、あらためて考えてみると、この「先生」には教師とか師匠という意味が無意識に込められていたのだと思われる
孔子先生とかと同じ使い方だ
ようするに人生の師ということだ
では北杜夫先生は何を教えてくれたのか?
それは「自由」とは何か?ということだったと思う
北杜夫先生の旅行記はどこまで本当か嘘かよく分からないところがある
童話もそうだ
いや童話は基本嘘の物語なのだが
本当の先に嘘があって
嘘の先に本当がある
そんな本当とも嘘とも分からない物語で気付くのは、想像力の翼を拡げることで人はどこまでも行けるということ
ちっぽけな自尊心やクソみたいな偏見から自由になることで、肌の色や信じる神様が違うこと、お金を持っているとか持っていないとかが大した違いじゃないってことに気付くこと
自由であるってことは相手の自由を尊重すること
自由であることで隣人を愛せるようになること
可能性はいつだって無限大であること
旅行エッセイのようなものを期待していたのだが、文章自体が気まぐれなエネルギー爆発の連続のような感じで、常に置いてけぼりだった。
著者の読書量や知識量には感心したけど、嘘か本当かわからぬことばかりを書き連ねているので、わたしのような読書量の少ない人間からすると、この引用も信じてよいものか不安になってくる。
しかし、船上という普段とは違う環境、コミニュティや様々な異国の地で、臆することなく等身大の自分で状況にぶつかっていく姿は、見習いたい部分ではある。
「読書会」 課題図書
半世紀ぶりに再読
初めて読んだ若い頃、すっかり北杜夫のファンになって
たくさんの著書を読んだ
あの目新しかったユーモア、珍しかった海外の様子
それも懐かしかったが、海の描写が美しいのに感嘆
やはりすごい作家だなあ
でもやはりというか「昭和の男性」
女性感は鼻についた
自分が選ばない本を読む楽しみ
「読書会」これからも参加したい
≪ 青春の 奔放な旅 もう一度 ≫
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