ハーバード大学の日本史講座で人気を博した新鋭が、世界へと開かれた新しい日本史像を模索するべく、旅に出た! 長い歴史を誇るイギリス、ケンブリッジ大学に研究拠点を移し、アムステルダム、ボン、パリ、ウィーン、ミラノへ……。旅と追想の中で、若い感性がたぐり寄せたものとは──。閃きと予感に溢れた清新なエッセイ。
まだレビューがありません。 レビューを書く
著者がハーバード大で日本の歴史を「レディ・サムライ」というクラスを作って教えていたことが記載されている.歴史がWeでなくTheyで語られる状況が一般的であることを示唆しているが、彼女の学生がレポートではWeで歴史を記載していることに驚いている.素晴らしい、しかも的確な反応だと思った.旅を続ける中で、以前の出来事を彷彿させるイベントに出会って、思考を深めていくストーリーが良かった.
ハーバードで日本史を教え、ロンドンで研究を行っている日本女性の研究者の話である。タイトルが叙情的なので、研究者の自己の話とはなかなか理解されないであろうが、これから研究者となるための女性にとっては読んでおいたほうがいいと思われる。今までは男性の研究者の話が多すぎた。
日本の中の日本史でも外国の日本観でもない視点で読み解く日本に希望があるような気がしました。人間や命に、時代や国を超えた何かしら同じものがあるのですね。
ランキング情報がありません。
ランキング情報がありません。
電子書籍のお得なキャンペーンを期間限定で開催中。お見逃しなく!
※1時間ごとに更新
鉄人社編集部
1,100円(税込)
俵万智
1,034円(税込)
大白蓮華編集部
224円(税込)
横山勲
1,100円(税込)
奥田弘美
1,540円(税込)