江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う……。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。(解説・小谷真理)
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体が弱く寝込むことの多い薬酒問屋の一人息子一太郎は、とある夜に殺人事件の犯人と遭遇する。
犯人に見つかり追われるが、助かって無事に家に着けたのは、なんと妖怪のおかげであった。
それどころか家の中には家鳴りや屏風のぞき、手代に化けた白沢や犬神など、妖だらけ。
一太郎自身はその理由を知らないが、幼い頃から常に妖と共に育ってきたのである。
最初の事件の後も、次々に起こる殺人事件。それもなぜか薬酒問屋ばかりが狙われている。
一太郎が妖たちと事件の謎を解いていく。
大学生のときぶり?くらいの再読。もう3回目くらい。
ドラマを昔やっていたから、もうそのキャストでしか脳内再生できなくなってる…笑
当時はこのレベルでも怖いと思って読んでいたけれど、最近現代が舞台のもっと怖いミステリも読んでるし、その先の話も知ってるからさすがに全く怖くなかった。
昔は事件の内容の方に気を取られていたのが、江戸の街並みや人々の様子を想像しながら読めて楽しかった。
続編もたくさんあるので、全部読み返すのが楽しみ!
しゃばけシリーズの第一弾で長編作品。
10数年ぶりに再読しました。
廻船問屋・長崎屋の若だんなの一太郎は17歳。病弱で何度も死にかけてきた一太郎だが、なんと祖母は大妖の皮衣で、若だんなの兄貴的存在の手代の佐助、仁吉も妖の犬神、白沢。若だんなの周りは妖がたくさん。
そんな、若だんなが殺人事件に巻き込まれる。
ほっこりしていて、読んでいて柔らかな気持ちになれるしゃばけシリーズはやっぱり好きです。
いわずもがなのしゃばけですよ。
タイトルがいいよね、しゃばけ。口にしたくなる響き、しゃばけ。しゃばしゃば。
先にコミックスを途中まで読んでいて自分の中にある程度キャラクターが出来ていたからか、するっと物語に入り込めた。
大甘に甘やかされる大店の若だんなとそれに仕えてまめまめしく働く犬神に白沢、遊び相手は屏風のぞき、若だんな大好き鳴家。それら〈あやかし〉というふわっとした捉えどころのないものたちもいと当たり前に暮らす世界線⋯一回体験してみたいな。
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