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都知事、狙撃ーー。新国立競技場で起きた事件は日本を震撼させた。誰が。なぜ。狂騒の中、日就新聞社会部の天宮理宇はチームを率いて真実を追うが、捜査は唐突に打ち切られる。「犯人はクルド人難民」その警察発表は国策として難民を受け入れた日本において、瞬く間に浸透した。結論ありきの手法に違和感を覚えた天宮は社を去るが……。この国の未来を予見する圧倒的エンターテインメント!
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「人間は自分の思った通りにしか現実を見ることができない」本作に登場したこの台詞に納得できる一方、これを理解できる人間は果たしてどれぐらいいるのかとも思った。紛争が耐えないのは、加害者と被害者の両方が上記の通りに陥っているからだとしたら、このことに両者が気付かなければ恐らく終息させるのは難しいのだろう。国家が機能していること、国家によって守られていることは、どれだけ貴重で有難いことなのかを改めて認識させられた作品だった。後半も楽しみだ。
先ごろ読んだ『サイレントマイノリティ難民調査官』に続き、難民がテーマの一つになっている長編サスペンス。
新潮文庫には珍しい文庫書下ろし。
いきなり、都知事狙撃事件から始まり、読者の心を掴み取る。
狙撃犯として逮捕された難民は、獄中死する。取材を重ねる新聞記者の主人公雨宮は、突然幕を下ろされたこの事件に、何か裏があると感じ、フリーとなって事件の真相を追い求める。
協力者を装う電話の主は、果たして何者なのか、味方かあるいは敵か。
真実を求め、再捜査を要求する雨宮の前には、刑事課ばかりか、公安部の女性係官も立ちふさがる。さらに様々な妨害で命の危険にも遭遇。
シリア内戦もファクターとなり、真相は何なのか、狙撃犯は誰なのか、興味は否が応にも掻き立てられる。
都知事狙撃事件。犯人として逮捕された難民は、警察の国策として検挙された無罪の人間だった。
この事件を追うフリージャーナリストの雨宮を中心に、事件の真相が明るみに出てくる。
さて、下巻はいかに。
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