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[作品解説]
大友克洋が20~22歳のころ、1974~1976年にかけて発表した15編の短編漫画作品を発表順に収録した作品集。
1982年に綺譚社より発行された単行本『BOOGIE WOOGIE WALTZ』の収録作を中心に、『ONE DOWN』、江戸川乱歩の短編を漫画化した『鏡地獄』という、これまで単行本には未収録だった2作品の、待望の初収録が実現したコンプリートな編成となっている。
後に『童夢』や『AKIRA』へと結実する、若き大友克洋の粗削りながらも実験的で、新たな表現を模索する非凡な才気を深く味わうことのできる、意欲作ぞろいの内容だ。
なお『目覚めよと呼ぶ声あり』は発表時にも単行本でも割愛された幻のラストページがあり、これは本書にて初公開となる。
綺譚社刊行の『BOOGIE WOOGIE WALTZ』と『GOOD WEATHER』の2冊は、当時ほぼ通信販売のみの流通で、ほとんど書店に並ばなかったこともあり、長らく入手困難であった。
そんな初期作品集が、未収録レア作品を加え、何と40年ぶりの正式・完全な復刻となる!
※「OTOMO THE COMPLETE WORKS」第2巻
BOOGIE WOOGIE WALTZ(週刊漫画アクション 1974年4月25日号)
BOOGIE WOOGIE WALTZ(週刊漫画アクション 1974年5月23日号)
ONE DOWN(週刊漫画アクション 1974年7月4日号)
目覚めよと呼ぶ声あり CHORAL PRELUDE WACHET AUF --「コーラル」より前奏曲(週刊漫画アクション 1974年8月15日号)
心中 -’74-(週刊漫画アクション 1974年10月3日号)
傷だらけの天使 第一話「暗夜行路」(週刊漫画アクション 1974年10月31日号)
傷だらけの天使 第二話「パック 糞面白くもなかった今日の終わりに」(週刊漫画アクション 1974年12月5日号)
傷だらけの天使 第三話「短距離走者の連帯」(週刊漫画アクション 1975年2月6日号)
傷だらけの天使 第四話「醜悪の軋み」(週刊漫画アクション 1975年3月6日号)
傷だらけの天使 第五話「チュンパラブギウギチュンパラブギ」(週刊漫画アクション 1975年6月5日号)
傷だらけの天使 第六話「スカッとスッキリ」(週刊漫画アクション 1975年8月7日号)
辻斬り(漫画アクション増刊 1975年8月23日号)
傷だらけの天使 第七話「ROCK」(週刊漫画アクション 1975年11月27日号)
鏡(漫画アクション増刊 1976年1月3日号)
鏡地獄 原作:江戸川乱歩『鏡地獄』(別冊漫画アクション 1976年3月12日号)
解説
BOOGIE WOOGIE WALTZ/ONE DOWN/目覚めよと呼ぶ声あり CHORAL PRELUDE WACHET AUF-「コラール」より前奏曲/心中ー’74秋ー/傷だらけの天使第一話 暗夜行路/傷だらけの天使第二話 パック糞面白くもなかった今日の終わりに/傷だらけの天使第三話 短距離走者の連帯/傷だらけの天使第四話 醜悪の軋み/傷だらけの天使第五話 チュンパラブギウギチュンパラブギ/傷だらけの天使第六話 スカッとスッキリ/辻斬り/傷だらけの天使第七話 ROCK/鏡/鏡地獄/解説
Boogie Woogie Waltz は完全に絶版で、入手困難本だったので、やっと読む事が出来たという感慨だけで☆5つです。実際大変実験的で、こういう事を自由にやらせてくれた当時の漫画界って凄いな、との思いを強くしました。のっけから突出した才能を見せつけられる感じです。そしてこのような超個性的な漫画家が多く輩出された理由が解るような一冊でした。表紙ビニールくるみで、本棚に並べたら、隣の本とくっついちゃわないか、それが心配です(笑)。それとやっぱり高いですネ(笑)。
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初期作品でもはっきりわかるデッサン力、構成力。凝った想定もうれしい
0人が参考になったと回答
初期の作品です。時代背景やバブル以前の殺伐とした頃感じがちょっと懐かしいです。
0人が参考になったと回答
大友克洋全集のうち、1974~76年の初期作品を掲載した巻。
明快なストーリー運びがあるわけではなく、どちらかというと観念的と言うか、抽象的な作品が多い。
巻末の本人解説でも、当時のATGの映画や、日本のモノクロ映画、アングラ系の演劇とそのポスター等に刺激を受けたと述べていて、やっぱりな~と思った次第。
個人的には今読むにはちょっとツラい内容だと感じたが、一方、これも大友の通過点として貴重な作品群であるとも感じた。
元の単行本にはなかった作品も収録されていて、初見のものも多かった。
「スカッとスッキリ」の子供たちの暑苦しさは何度見ても最高。
OTOMO THE COMPLETE WORKSの中でも2という数字がナンバリングされている通り、氏のごく初期の短編集。
AKIRAと童夢、メモリーズにスチームボーイくらいしか大友氏の作品に触れていなかったため、まずその絵柄に驚いた。
内容も、氏の代表作群とはずいぶん距離のある作風で、どちらかというと藤子不二雄Aのブラックユーモア群に近い。
江戸川乱歩の「鏡地獄」は、ルーツをうかがい知ることができるような佳作。
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