737円(税込)
兎田孝則は焦っていた。新妻が誘拐され、今にも殺されそうで、だから銃を持った。母子は怯えていた。眼前に銃を突き付けられ、自由を奪われ、さらに家族には秘密があった。連鎖は止まらない。ある男は夜空のオリオン座の神秘を語り、警察は特殊部隊SITを突入させる。軽やかに、鮮やかに。「白兎事件」は加速する。誰も知らない結末に向けて。驚きとスリルに満ちた、伊坂マジックの最先端!(解説・小島秀夫)
いつも、買った本は2回読むようにしています。
初回は、登場人物やら、物語の舞台となっている町など、理解しないといけないことも多いです。
2回目は、初回で把握した内容から、さらに奥深いところが見えてきます。
本作品も、1回目を読み終わってすぐに、もう一回読みたくなりました。いろいろな登場人物の視点を通じて、時間を自由に行き来しており、一見難解そうですが、登場人物の心理や過去/現在の愚行と善行がうまくつながっています。
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作中に引用されている「レ・ミゼラブル」と同じように、作中に作者 伊坂幸太郎がチョロチョロと登場する。序盤から中盤は登場人物 場面 舞台 時間軸が頻繁に変わるので、要注意である。私は電車の中で細切れに読んだせいか、ストーリー把握が途切れてしまって、理解に苦しんだ。しかし、終盤の追い込みはやはり大したものである。
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伊坂幸太郎は伏線回収が定番だけどこれは何度もページを戻って「えっ!そういうこと?!」となりながら読みました。まさかあの家があれで…って思わないし途中から混乱して、納得して驚きの連続で面白かったです。
この本に限らないけど、伊坂さんの本の主人公って愛妻家というか良くも悪くも奥さんに頭が上がらない人が多い印象!なんで???笑
途中、展開が複雑で混乱した。
ん、えっ、なにっ、の連続だった。
何度まえのページに戻ったことか。
流石の伊坂先生、伏線回収は相変わらずお見事で最後はスッキリできました。
読む時に注意すべき点は、
とにかく人がいっぱい出てきます。
読んでてあんた誰?ってなって読み返して、、
そんなことを繰り返していました。
でも最後には全ての人と事件が繋がります。
私個人的には結末そうきたか!と思いました。
とにかく伊坂先生のワールドが全開です。
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